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【経済】

違法金融取引に関与か ファーウェイ副会長 英大手HSBC利用

 【ワシントン=白石亘】中国の情報通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟(もうばんしゅう)・副会長兼最高財務責任者(CFO)が逮捕された事件で、ロイター通信は六日、米国の対イラン制裁を避けるために、国際的な銀行取引システムを使ったとする違法な金融取引の疑いがあると報じた。

 ファーウェイ創業者の娘である孟氏は一日、米当局の要請に基づき、カナダ当局によって逮捕された。

 ロイターによると、ファーウェイによるイラン制裁の違反について、米捜査当局は少なくとも二〇一六年から捜査を開始。ファーウェイはイランと違法な取引をする際に英金融大手HSBCを利用していたと結論づけた。ただHSBCは捜査対象になっていないという。

 HSBCは一二年、イランなど制裁対象国との取引への関与を認めた。これを受け、違法な取引を当局に報告する外部の監査人受け入れを義務付けられており、今回の捜査にも協力しているとみられる。

 一方、ボルトン米大統領補佐官は六日、米公共ラジオ(NPR)に孟氏の逮捕について「私は事前に知っていた」と語った。トランプ大統領については「分からない。大統領に全てを報告するわけではない」と指摘。逮捕された一日は米中首脳会談が行われ、米中が知的財産の保護などを巡り、九十日間の交渉入りで合意した当日だった。

 ボルトン氏は「われわれは長年、米国の技術が中国企業に盗まれているのを懸念してきた」とし、中国による知的財産の侵害に強い警戒感を示した。

 

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