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【教育ニュース】

大学入試解答 原則公開へ 文科省、ミス防止で新ルール

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 昨年二月に大阪大と京都大の入試で出題ミスが相次いだことを受け、文部科学省は五日、入試の問題と解答は原則公開とするなど新たなルールを定め、国公私立大学や短大などへ通知した。予備校関係者ら外部からミスの指摘を受けた場合は、速やかに検証を行うことも求めている。来年度の入学志願者に対する入試から適用する。

 新たなルールでは、入試の問題や解答は原則公開とし、複数の解答が想定される記述式問題の場合は出題の意図や標準的な解答例などを公表する。問題作成時だけでなく、試験実施中や実施後も点検することや、外部の指摘には問題作成者以外の職員も含めて組織的に対応し、検証することを求めている。学長のリーダーシップの下、大学全体でミス防止などのガバナンス体制を構築するよう要請している。

 ルールに強制力はないが、文科省は七月に、各大学に対し、次の入試でミス防止へどう取り組むか聞き取り調査する。

 大阪大では、出題ミスで本来合格していた受験者三十人が不合格に。昨年六月に予備校講師らから「正答が複数ある」などと指摘されたが、問題作成者がミスを認めず、救済が遅れた。京都大は、解答を公表しておらず、今年一月に外部から、解答不能な問題があることを指摘され、発覚。十七人を追加合格にした。

 

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