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【親子で学ぶぅ】

<文化編>徳川将軍家の銀印見つかる

 江戸(えど)時代末期に、徳川将軍(とくがわしょうぐん)家が外国と交わした文書などに使用した銀印「経文緯武(けいぶんいぶ)」が見つかったと、徳川記念財団(ざいだん)(徳川恒孝(とくがわつねなり)理事長)が8月20日に発表しました。日米修好(にちべいしゅうこう)通商条約(じょうやく)の最終的な確認書(かくにんしょ)や、文久(ぶんきゅう)2(1862)年にヨーロッパに派遣(はけん)した使節の信任状(しんにんじょう)などに使われました。

 銀印は昨年、徳川宗家(そうけ)の蔵(くら)を調査(ちょうさ)して見つかりました。縦(たて)、横ともに9.2センチ、高さ7.8センチで、重さは2.7キロです。

 「経文緯武」は「文を経(たていと)にし、武を緯(よこいと)にす」と読み、学問と武芸の両方を備(そな)えた政治(せいじ)の理想的な姿(すがた)を表すとされています。徳川14代将軍家茂(いえもち)と15代慶喜(よしのぶ)が使用し、対外的に「国家元首」として意思表示(ひょうじ)したことを示(しめ)す貴重(きちょう)な資料(しりょう)です。

 銀印は、新潟(にいがた)県長岡(ながおか)市の新潟県立歴史博物館で開かれる「徳川の栄華(えいが)」展(てん)で9月15日から30日まで公開されます。

 

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