つなぐ 希望の木
災難を乗り越えてきた木々を、都内に訪ねた。
【NIE】<英語の質問箱>「キュート」は褒め言葉?<Q> 日本に来て戸惑ったことのひとつが、若い女の子が僕に「キュート」と言うことです。どういう意味でこの言葉を使っているのでしょうか? (米国人男性・26歳) <A> 大人には使わない お手紙によると、何をやってもどこへ行っても、「かわいい」とか「キュート」とか言われているようですね。とくに日本の若い女性は、愛くるしいものはすべて「かわいい」と形容する傾向があります。もちろん褒め言葉として使っています。悪意など全くありません。 折しも現代日本はいわゆるcute culture(キュート文化)の発信地と見なされており、日本のアニメ、漫画、各種小物類は世界的に有名です。そのcute culture を支えているのが主として若い女性たちで、「キュート」であることに大きな価値をおいています。 ところが、英語のcute は「かわいい」や「愛らしい」のほかに、「わざとらしく気どった」という意味にも使われ、必ずしも褒め言葉にはなりません。小さな動物や乳幼児にcute と言うのは何の違和感もありませんが、おそらく15、16歳以上の人に対して使うと「子どもっぽい」というニュアンスが漂います。 気やすくYou look cute.(かわいいね)などと言えば、いちおう笑顔はつくってはくれるものの、実は「そんな言葉はうんざり」と思っているのではないでしょうか。ついでに言うと、Don’t be cute with me.と言えば、「なれなれしい口をきかないでよ」です。 キュートという褒め言葉に首をかしげて、That sounds too weird.(あまりにも奇妙だわ)と言った知り合いのアメリカ人(女性)がいましたが、男性のあなたはなおさらそのように感じたのではないでしょうか。 (里中哲彦/翻訳家・河合文化教育研究所研究員) PR情報
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