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<知りたいコトバ 知っている?言葉>完登

 「完登(かんとう)」という言葉をスポーツ面で見かけることが増えてきました。「完投」なら野球の記事でおなじみですが、「完登」は広辞苑にも載っていない言葉です。

 使用が目立つのは、スポーツクライミングの「ボルダリング」での日本選手の活躍を伝える記事です。二〇二〇年東京五輪の追加種目となり、注目を集めています。

 ボルダリングでは、頭上に覆いかぶさるような傾斜がついた壁を安全確保のためのロープなしで登ります。高さ五メートルほどのコース(課題)には、ところどころに突起物(ホールド)があり、ゴールとなるトップホールドに安定した姿勢で両手をかけることができれば「完登」です。

 記事では「クリア」「登り切った」なども使われますが、なにしろ「完登数」を競うわけですから、やはり「完登」という用語が、しっくりくるのでしょう。

 完登数が同じなら完登までのトライ回数が少ない選手が上位となります。最初の挑戦で失敗せず登れた場合は「一撃(で完登)」と表現することもあるようです。 (東松充憲)

 

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