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「第15回新聞切り抜き作品コンクール」 中学生の部・最優秀賞 受賞者の言葉

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◇東京学芸大付属国際中等教育学校3年・吉村綾乃さん

 きっかけは、七月に亡くなった中国の民主活動家、劉暁波氏の記事です。国家の圧力で投獄され、ぎりぎりまで治療も認められなかったことに憤りを感じました。「人権迫害は中国だけではない」と考え、他の事例も調べました。

 新聞をさかのぼると、たった二カ月分で読み切れないほど「国家権力」に関する記事がありました。情報規制、教育への介入など、圧力はさまざまな場面で現れていました。

 圧力をかけられた国民はどう動くべきか。答えとなるかもしれないと感じたのが、ポーランドのデモ隊の記事です。与党が司法に介入できる法案が国会を通過したことに反対する大規模デモが行われ、結果として大統領が法案への署名を拒否したそうです。声を上げることで権力側を変えることができると知りました。

 権力が国民にかける圧力を全て解決するのは難しいでしょう。しかしネルソン・マンデラが「何事も達成するまでは不可能に見えるものである」と言ったように不可能ではありません。小さなことを積み重ねることで、よりよい社会を作ることができると信じています。    

      ◇

 第十五回新聞切り抜き作品コンクール(東京新聞主催)の表彰式が十八日に行われました。小中高校生各部門の最優秀作品を、作者の受賞スピーチを元に三週連続で紹介します。

 

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