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【NIE】

<学校と新聞>東大生が出前講座 勉強法から人権問題まで議論

図書新聞で東大生の出前講座特集を担当した5人のメンバー

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 図書委員会が講師を招いて開く出前講座。第三回のゲストはなんと、現役の東大生。四年の岩本さんと河合さん、大学院生のイスミンさん、ゼミを指導する曽我先生が来てくれました。

 今回はまず三人に、東大入学の経緯、読んできた本、今学んでいることなどをお話しいただき、その後、テーブルごとに話し合いました。話題は勉強法や休日の過ごし方、さらには恋話、果ては人権問題まで広がり、大いに盛り上がりました。最後に曽我先生が「教育とは場を共有する営み。今日はとても有意義な時間を共有することができましたね」と結んでお開きに。

 今回、全校生徒に講座の内容を知らせる新聞を作るのは一年生。編集長は拓音(たくと)君です。三人から贈られた言葉をまとめたのは壮良(そら)君。参加生徒の感想は菜南(ななみ)さん。編集後記を隼斗(はやと)君が担当することになりました。ここで大変なことに気付きました。いつもは私が写真を撮るのですが、今回は東大生と生徒とのやりとりに夢中ですっかり忘れていたのです。ピンチを救ってくれたのは絵の上手な涼(りょう)さん。三人の似顔絵を一週間で見事に完成させてくれました。

 印刷後、全校生徒に配る前に再度集まってもらい、感想を聞きました。壮良君は「東大生のメッセージを新聞に書くことができてうれしかった」。隼斗君は「東大生の方々の印象が良かったので、編集後記の筆も進んだ」。感想をまとめた菜南さんは「『真面目なガリ勉』という東大生のイメージが『明るく楽しく話しやすい』と変わった人が多かった。心に残った話がそれぞれ違っていて面白かった」と分析。「似顔絵を描くため表情を思い出すのに苦労した。これからはしっかり目を見て話を聞こうと思う」という涼さんの言葉にはみな大笑い。

 最後に編集長の拓音君がしみじみと語りました。「文章にまとめるのは大変だったが、勉強になった。自分のやりたいことをしっかりとやることの大切さも学ぶことができた」

 新年度になり、生徒らは無事二年生に進級しました。この経験を生かし、これからもさまざまな場面で活躍してくれるでしょう。(公立中学校主任教諭・穐田剛)

 

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