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【NIE】

<新聞で新聞を作る>本社で新聞切り抜き作品親子教室 「学力全体の底上げに」

アドバイザーの関口修司さん(前列左)の指導を受けながら新聞切り抜き作品を作る参加者=東京都千代田区で

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 親子向け新聞切り抜き作品教室(東京新聞主催)が七月末、東京都千代田区の東京新聞で開かれ、首都圏の小中学生と保護者十一組二十人が参加しました。新聞切り抜き作品は、好きなテーマに沿って集めた新聞記事を模造紙に貼り、見出しやコメントを添えて仕上げるもので、NIE(教育に新聞を)活動の一環です。

 講師を務めた本紙NIEアドバイザーの関口修司さん(62)は、気になった新聞記事を切り抜いてコメントを書く作業を続けることで、読解、推測、要約、表現、質問などの力が備わると説明。思考力も付くので国語だけでなく算数の成績も上がり、学力全体の底上げに役立つと説きました。

 また、いま求められている読解力は、グラフなどの資料と文章を合わせて読み解く力で、文章に写真や図表もある新聞は教材に最適だとも語りました。

 後半は、事前に各家庭で切り抜いてきた記事を使って親子で作品づくりに挑戦しました。選んだテーマは「宇宙の不思議」「人工知能(AI)」「スポーツの未来」などさまざま。模造紙に十枚前後の記事をレイアウトして貼り、見出しやイラスト、それぞれの記事に対する感想や意見などを書き添えました。

 関口さんは低学年児童の保護者に「記事に対するお子さんの感想が『すごい』の一言しかなければ、なぜ?どこが?と優しく聞きだして」とアドバイス。

 母と参加した東京都大田区の小学三年、飯塚紗衣さんは「お母さんが聞いてくれたので簡単に書けた。夏休みの自由研究にする」。世田谷区の小学四年、仲井俐温(りおん)さんは「タイトルは太く大きく、という助言が参考になった」と話しました。さいたま市の小学二年、河野崇介さんの母で学校図書館司書の麻由さん(30)は「息子が三時間も集中していてびっくり。勤務先でも取り入れたい」と意欲的でした。 (井上圭子)

     ◇

 第十六回新聞切り抜き作品コンクールへの応募を受け付けています。小中高校に東京新聞NIEアドバイザーを派遣する出前授業も行っています。申し込みは本紙NIE担当=電03(6910)2457=へ。詳しくは東京新聞ホームページをご覧ください。

 

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