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【放送芸能】

松岡茉優が止まらない ドラマ・映画・バラエティーも

 女優松岡茉優(21)の活躍が目覚ましい。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(二〇一三年)をきっかけに、テレビに銀幕に出演が引きも切らない。テレビ朝日で十七日放送の実録ドラマでは、ナビゲーター的でもある新人の雑誌記者役に挑んだ。 (鈴木学)

 「実録ドラマスペシャル 女の犯罪ミステリー 福田和子 整形逃亡15年」(十七日午後七時)は、同僚ホステス殺害後、二度の整形手術、二十もの偽名を使って約十五年逃亡し、時効寸前で逮捕された福田和子元受刑者=死亡=の実像に迫る。行く先々で男を籠絡するなど「希代の悪女」とも呼ばれた女を寺島しのぶが体当たりで熱演し「私と(編集長役の)安田顕さんの『現代パート』で事件を掘り下げていきます」。

 「福田逮捕」は自身が二歳の時。人物像を調べる中で、逃亡中に老舗和菓子店のおかみになる大胆さもさることながら、置いてきた子どもへの思慕が印象に残ったという。凶悪犯として語られることも多いが「とても人間くさいと思いました」。

 演じる夏希はゴシップ誌配属に不満気味ながら、次第に取材に引き込まれていく。「出会ったことのないタイプなんだと思います。私にとってもそう。『どうして』って気持ちがいっぱい。いい感情は持てませんが、人をだませるってことは何か魅力があるとも言えて、何がそんなに男性たちをひきつけたのかには興味を持ちました」

 「何が」の答えは結局見つからなかったというが「今の目線、俯瞰(ふかん)で見た時にどう見えるのか。彼女を知らない私の世代には、私の目線が参考になればと思って挑みました」。真っすぐなまなざしで語る。

      ◇

 「大きな転機になった」という「あまちゃん」出演後、快進撃が続いている。昨年放送の出演ドラマだけで、TBS「コウノドリ」など六本に上る。

 子役出身で芸歴は長い。二〇〇八〜一〇年にレギュラー出演したテレビ東京「おはスタ」で「このお仕事のイロハを教えてもらった」が、子ども時代は仕事が少なかった。ただ、この頃に積んだレッスンが今の演技に結び付いたといい、そのトーク力を買われて、バラエティー番組の進行の一角を担うこともある。

 どんな女優を目指している? 「どの作品でも自分のカラーを出せて、頼られる存在になれれば。見る人が笑顔になるお仕事がしたいと思います。俳優の八嶋智人(のりと)さんが憧れです」

 話は戻って、今作はいつもとは違って取材する側の役。興味はわいたのか。

 「仕事柄、私も人間観察をしているので近いところはあるかもしれませんが…お芝居のことしか私は考えられないですね」

<まつおか・まゆ> 1995年2月16日生まれ、東京都出身。小2の時、妹がスカウトされ、母親と面接に同行した際に自身も誘われたことが芸能界入りのきっかけ。出演作はほかに映画「桐島、部活やめるってよ」、ドラマ「She」など。4月からテレ東で主演ドラマがスタート。NHK大河「真田丸」では主人公・真田信繁の正室役に。出演の映画は「ちはやふる(下の句)」が4月29日に公開。

 

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