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【放送芸能】

寺田恵子 集大成のシャウト 13年ぶりソロアルバム

 女性ロックバンド、SHOW‐YAのリーダーでシンガー・ソングライターの寺田恵子(53)が、13年ぶりにソロアルバム「PIECE OF MY HEART」を出した。来年のソロ活動25周年を前にして、集大成ともいえる作品に寄せる思いを聞いた。 (小林泰介)

 新作には、バンド活動では歌うことのないメッセージ性の強い楽曲や、ブルージーで骨太なロックサウンドばかりをあえて収録したという。

 関西ブルース界の大御所、憂歌団の木村充揮(あつき)(62)と初めてデュエットした「嫌んなった」では、泥くさく内面をさらけ出すようなブルース魂でシャウトした。また「目を開ければ」では、テロ事件や人種差別問題などへ目を向ける。「世の中で起こっていることに目を背けず、何かを感じるべきだと思っているし、黙ってはいられなかった」。その思いを作詞家の森雪之丞に伝え、自身が作った曲に歌詞を重ねて完成させた。

 SHOW−YAの活動をさながら「剣を振りかざして突進する戦士のようだ」と話す寺田。ステージアクションやファッションも派手で、エンターテインメントに徹するバンドの寺田だが、そのバンドでは見ることのない多彩な面をソロアルバムに託した。

 「自分の勝手でバンドを辞めて解散させてしまい、また自分の都合でバンドを再結成したから、私には責任がある」と、バンドとソロ活動をバランス良く並行させる。

 「もし、結婚して子供がいたら、全く別の人生があったかもしれないが、今は全くその(結婚)気なし。でも、きゃっ、私の中にも女子心がまだ残っていたのねって、それがうれしくて書いた曲」が、甘いバラードの「Fire In The Rain」で、切々と歌い上げる。

 「女性が頑張る社会って元気になると思う。歌が私にとっての子供。だから、作りっぱなしにしないで育てていきたい」  

 

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