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【放送芸能】

2016CM好感度 au三太郎 連覇

au「三太郎」シリーズの「みんながみんな英雄」編の一場面

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 テレビCMの効果や消費者の反応などを調査・分析している「CM総合研究所」(東京都港区)が、2016年度(15年11月〜16年10月)のCM好感度ランキングを発表した。広告量の多い携帯電話各社のCMが上位を占める構図は前年度と変わらなかったが、犬と赤ちゃんの触れあいをとらえたアマゾンジャパンなど、心なごむ作品が人気を集めた。(前田朋子)

 一位は、松田翔太、桐谷健太、濱田岳が昔話の主人公を演じる「三太郎シリーズ」のauで、二年連続の栄冠。寺田心を幼少期の桃太郎にすえ、三太郎の出会いと友情を描いた「出会い編」で物語に深みを持たせたほか、花咲(はなさか)じいさん(笹野高史)や一寸法師(前野朋哉)など新キャラクターも登場し、話題を呼んだ。

 十年目を迎えた「白戸家」のソフトバンクが二年連続の二位に。堤真一や綾野剛らが新聞記者に扮(ふん)する「得ダネを追え!」シリーズが好調だったNTTドコモが続き、携帯電話の大手三社が三位までを独占した。四位にも格安スマホの「ワイモバイル」がランクイン。一九八〇年代にタイムスリップした桐谷美玲が「なめ猫」「ボディコン」など当時の流行を目の当たりにして驚く世代間ギャップが受けた。

 前年度の二千位台から五位に大躍進したのがアマゾンジャパンの会員制特典サービス「Amazonプライム」。最初は赤ちゃんに泣かれた犬が、その後受け入れられるまでのストーリーを、出演者らの表情と女性ボーカルの音楽だけで描いた。

 同社の桑田淳さんは「商品が早く届くというサービスが生活にどういう意味があるかを表現し、消費者との情緒的つながりを強化したかった」と企画意図を説明。反響は大きく、好評のため、米国や英国、ドイツでもそのまま放送され、会員数を増やすなどの成果を上げているという。

 CM総研によると、CMに好感を持つ要因に「心がなごむ」を挙げるモニターが増えたといい、動物や家族との絆や友情を描いた作品も多かったという。

 CM総研の関根心太郎代表は、成功したCMには「身近な生活を快適にする」という共通のキーワードがあると分析。「日常をより快適にする商品に関心が高く、家族など身近な人をより快適にしてくれるパーソナルな幸せ、大げさではない身近な幸福感が求められている」と話している。

 <調査方法> 対象は期間中に在京民放キー局5局で放送された2028社、7470銘柄(商品)、1万6043作品のCM。CM総研が関東1都6県在住の一般モニター男女3000人を対象に行っている「月例CM好感度調査」を集計した。

 

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