東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 放送芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【放送芸能】

横山裕、蔵之介と絶妙コンビ 映画「破門ふたりのヤクビョーガミ」

 作家黒川博行の直木賞受賞作を映画化した「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(公開中)で、関ジャニ∞(エイト)の横山裕(35)が佐々木蔵之介(48)とダブル主演している。ダメ人間とヤクザの犬猿コンビが突っ走る痛快劇だ。 (古谷祥子)

 建設コンサルタントの二宮(横山)は仕事が行き詰まり、母親に借金して日々をしのぐ。映画製作の出資詐欺事件に巻き込まれ、腐れ縁のヤクザ桑原(佐々木)と、だまし取られた金を取り返そうと奔走するはめになる。詐欺師の小清水(橋爪功)を追うが、事件に関わる敵対ヤクザから逆に追われることになる。

 横山と佐々木、小林聖太郎監督で、撮影前に時間をかけて台本を読み込んだ。脱力系の二宮と攻撃的な桑原による絶妙な掛け合いを、徐々につくり上げた。横山は初共演の佐々木について「本当に芝居が好きな方、役者やねんなと思った」。

 バラエティー番組で今作のパロディーを二人で演じた際、撮影時と同様の姿勢で演技に臨んでいた佐々木が印象に残る。「僕のことを考えて円滑に回るようにお芝居していた。僕はバラエティーのスイッチが入っていたので、その発想は全然なかった」と感服する。

 二宮は厄介ごとを持ち込む桑原と縁を切りたいものの、報酬目当てに協力。桑原は二宮の腹の底を見透かし、あれこれ雑用を押しつける。互いを利用し合う関係の二人だが、その微妙な距離感は居心地が良かったという。「グループもそうです。仲が良いだけでやれるほど甘くない。入らなすぎず、入りすぎず、距離感を大事にしている」。ダメ人間を自覚する二宮のように、冷静で客観的な目線を持つ。

 大阪が舞台の作品だけに、せりふは関西弁。大阪出身の横山と京都出身の佐々木、兵庫出身の北川景子ら、出演者も関西出身者が占める。横山にとって映画初主演作となり「大阪人で良かった」。率直な言葉で喜んだ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報