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【放送芸能】

ワハハ本舗 笑い納め W看板女優の久本&柴田「遊び場消え寂しい!」

 ついにラスト。本当に、本当に今度こそ完結します−。ワハハ本舗の最後の全体公演「ラスト3〜最終伝説〜」が、今月から8月にかけて全国各地を巡る。「全体公演は笑いを追求してきた私たちの土台。『何でもやっていいよ〜』って言ってくれる遊び場がなくなるのが寂しい!」。そう声をそろえるのは、劇団の二大看板女優、久本雅美(58)と柴田理恵(58)だ。

 一九八四年の劇団創立から、主宰で演出家の喰始(たべはじめ)を中心に、劇団員作のオール新ネタ、段ボール紙を駆使した手作り小道具で続けてきた全体公演。芝居あり、踊りあり、ハダカ多めの、笑いの幕の内弁当だ。今回は総勢約七十人で全国二十五会場へ。八月二十六日に宮城県の気仙沼市民会館で千秋楽を迎える。

 二〇一三年に最終公演「ラスト」を行ったが、「最終日に舞台の袖で、喰さんが『こんなにお客さんが喜んで…』とガンガン泣いて。ラストが『スター・ウォーズ』みたいな三部作に変化した」と久本は苦笑。柴田も「『ラスト二』では謝りまくった。おおかみ少年で、すみません」と陳謝する。

 だが今回、喰の完結への意志は固いという。喰は今年で七十歳。久本、柴田も還暦が近い。「ワハハ本舗がなくなるわけではないんです。ただ、喰さんには他にも挑戦したいことがあるし、何よりも若手を育てたい気持ちが強いから…」と語る久本。膨大な時間と労力を費やす全体公演は、今年で一区切りだ。

 今作は完結編にふさわしく、“久本雅美の結婚式”のコーナーも設けるという。柴田は「親族のような気持ち。結婚式のどこで泣こうか、ドキドキする」と満面の笑み。

 創立メンバーの退団や観客の増減など、荒波を仲間と乗り越えてきた二人。三十三年間貫いてきたのは「笑いのためなら、何でもすること」だと力説する。観客の笑顔に全力投球する舞台を、目に焼き付けよう。

     ◇

 「ラスト3」は二十四〜二十八日、東京国際フォーラム。全国ツアーのうち関東地方での公演は、八月六日のオリンパスホール八王子、同十九日の茨城県立県民文化センター、同二十日の宇都宮市文化会館。

 

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