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【放送芸能】

木村カエラが新曲 休日の幸福感 生き生き表現

「子どものころは、汗だくになるまで洗面所で歌っていた」と話す木村カエラ=名古屋市内で

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 歌手でモデルの木村カエラがニューシングル「HOLIDAYS」をリリースした。休日の幸福感を、木村らしいユニークな言葉遣いで生き生きと歌う。濁りのない高音と感性豊かな歌詞で、聴く人を幸せな気分にさせてくれる。 (古谷祥子)

 「ラッタッター」と口ずさむ歌い出しは、気分の良い時に飛び出す鼻歌から。休日がテーマの弾むようなメロディーに「どんな日になったら楽しいかなー、ご褒美になるような日だったらいいなと思って」と想像を膨らませた。感情を色で表す普段の習慣も歌詞に取り入れた。「怒った日は赤、泣いた日は青、気持ちの良い日は黄色といった感じ」。色とりどりの感情が合わさり、一週間でできる虹を、思い描いた。

 二〇〇九年、二十代半ばでリリースした「Butterfly(バタフライ)」は、結婚ソングとして定着した。木村自身、明るく前向きな印象があるが、意外にも落ち込みやすく内にこもる性格だという。「二十六歳までは人に対して怒りを抱えていました。でもバタフライをいろいろな人に聴いてもらったことで、歌ってる自分が怒っていたら(曲を聴いても)誰も幸せにならないんじゃないかと気付いて」。ヒット曲が転機をもたらした。

 今でも最初に書く歌詞は、負の感情が大きいという。「世の中の全員に嫌われるかもしれない、ってくらい悪い言葉を書いています。そこからどうしたら明るくなるのか、目線を変えて言い換える」と明かす。「性格が悪い人」は「意志が強い人」などと、発想を転換するようになった。作詞に対する姿勢が、日々の考え方にも影響を与えた。

 「人より心を豊かにしたいという気持ちは強いんです。私の曲から楽しさや幸せを感じてくださるのは、どん底の自分から抜け出したいという自分の望みが歌詞になっているからかも」。素直な言葉に、真っすぐな人柄がのぞいた。

 

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