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【放送芸能】

映画もイイネ!イイネ!イイネ!

 ロックグループ「クレイジーケンバンド」を率いる横山剣(56)の主演映画「イイネ!イイネ!イイネ!」(門馬直人監督)が24日、公開される。フィクションだが、横山含むバンドメンバー全員が本人役で出演、本拠地の横浜情緒が漂う作品となった。映画初主演の横山は「自分たちのこだわりが無理なく出ている」と喜ぶ。(藤浪繁雄)

 横浜・本牧育ちのバンドマンのケン(横山)、ヤクザのドブオ(伊原剛志)、バンドマネジャーのトニー(中野英雄)の幼なじみ三人の物語。人生の岐路を恋模様も交え描く。「映像は苦手意識があり緊張したが、中野さんが『作らずそのままで』と言ってくれ、普段のノリで演じることができた」と振り返る。

 劇中、横山の決めぜりふ「イイネ!」が随所に登場する。幼少期から続けているという右の人さし指と親指を直角に広げる得意のポーズで「小学校の朝礼とかでも披露して流行した。どんな時でも周囲が和やかなムードになる」と横山。映画でも人との絆を深め、深刻な状況でも前向きに生きようというメッセージとなっていると説明する。

 横山が手掛けるバンド曲の多くは、ロックや昭和調の歌謡曲、ソウルが融合されている。映画でもそれらの曲が起用され、特に「生きる。」(二〇〇七年)と「漢江(はんがん)ツイスト」(一〇年)の二曲は、物語の鍵となっている。また、アメ車や大型バイクなど、横山の世界観も色濃く反映される。

 今年はバンド結成二十周年。毎年のようにアルバムを出し、ライブで各地を回ってきた。「初めは焦りがあり、ライブやレコーディングを詰め込んだ。スケジュールの隙間が怖かった」と振り返る。「いつも行き当たりばったりだが、新曲は構想を練る前にどんどんできていくね」とパワフルさは衰えを知らない。

 八月二日にはオリジナル約四百曲の中から六十曲を厳選した三枚組みベスト盤を発売。九月二日には横浜赤レンガ倉庫の特設野外ステージでライブを予定している。

 

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