東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 放送芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【放送芸能】

落語も恋もお手のもの? 尾上松也、ドラマで歌丸役

 落語家桂歌丸(80)の人生をドラマ化したBS日テレ「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」(十月放送予定)に、歌舞伎俳優の尾上松也(32)が主演する。若き日の歌丸を演じる松也は「知られざる歌丸師匠の半生を知ってもらいたい」と意気込んでいる。

 ドラマは、歌丸が十五歳で古今亭今輔(いますけ)に弟子入りした時から、日本テレビの人気番組「笑点」に出演する二十九歳までを描く。幼なじみの妻冨士子さんとの甘く切ない恋模様も盛り込まれるという。

 松也は六月下旬、東京都内で歌丸と初めて対面。松也は「お会いできて光栄です」と緊張気味にあいさつした。

 一方、歌丸は、自身を松也が演じることについて「ありがたいと思いましたよ」と笑顔を見せた。ドラマの中で落語の演目「毛氈(もうせん)芝居」に挑戦するという松也に、歌丸は「(私が)負けるからやめてくれって言ったんだよ」と笑わせた。

 松也からアドバイスを求められると「私は師匠から『とにかく歌舞伎を見ろ』と言われた。後で気づいたんですけど、形を見ろということだったんですよ。たばこの吸い方一つにしても、侍、町人、女の人で身のこなしが違う。そこを盗めってね。だからずいぶんと歌舞伎を拝見しましたよ」と自身の経験を語った。

 松也は初対面での印象を「生真面目な方だけど、独特の愛嬌(あいきょう)を持っていらっしゃいました」と語った。若き日の歌丸を演じるため、インターネットで歌丸の若い時の画像を探したが、「出てきませんでした」と苦笑していた。

 また、笑点メンバーで落語家三遊亭円楽(67)とも会ったといい、歌丸を演じることを告げると「とにかく高座でかみ倒せ。誰よりもへたくそにやってくれ」と“アドバイス”を受けたと明かした。

 「落語と歌舞伎は密接な関係がある。落語からインスピレーションを受けた歌舞伎の作品もあれば、歌舞伎を題材にした落語もある。互いに支え合う伝統芸能だと思っています。しっかりと演じなければと思っています」と気を引き締めた。 (砂上麻子)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by