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【放送芸能】

初々しく今っぽく 復活「黄門さま」 鉄矢版10月スタート

 国民的テレビ時代劇「水戸黄門」がこの秋、BS−TBSで復活する。6代目“ご老公”こと水戸光圀役を務める俳優武田鉄矢(68)をはじめ、レギュラー陣を一新。武田は「演じるのではなく、就任した気分。期待を裏切らないように頑張る」と決意を語った。第1回放送は10月4日(水曜)午後7時の予定。 (砂上麻子)

 「水戸黄門」は何度もドラマ化され、1969年8月に放送を開始したTBSナショナル劇場の「水戸黄門」シリーズは長く人気を集めた。初代の東野英治郎から、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗が歴代の黄門役を演じてきた。レギュラー放送は2011年12月に終了し、今回が6年ぶりの復活となる。

 撮影は7月から京都で開始。子どものころから見ていたという武田は「印籠が出ると、音楽が聞こえてきて、見得(みえ)切っちゃうんだよね。監督は初々しさを求めていて『見得切らないで』と言われちゃった」と話した。黄門像について「老いのずるさもある完璧でないご老公で、いたわりを強要したり、格さん、助さんを『今どきの若い者は』と叱ったりする」と、現代的な姿を模索しているという。

 黄門様と旅をする格さん、助さん、「風車の弥七」も顔触れが新たになる。

 格さんこと渥美格之進役の荒井敦史(24)は「若さを武器に新しい格之進像をつくりあげたい」、助さんこと佐々木助三郎役の財木琢磨(24)は「時代劇は初めてですが、若さとフレッシュさで乗り越えたい」と意気込む。また、「弥七」役の津田寛治(51)は「弥七を愛している人たちの話を聞いて、役を構築している最中です」と慎重に語った。

 半世紀近い歴史を持つ「水戸黄門」の多くが撮影された東映京都撮影所では、武田ら4人を除き、出演者やスタッフもベテランぞろい。撮影に使う印籠は数百万円する伝統工芸品といい、武田は「スタッフが『汚さんといてや』『車買えるねん』と脅す」と苦笑いする。「印籠を出した後、一番前で頭を下げていたエキストラの人に『せりふが早い』と指摘された。その人は初代の黄門様から頭を下げていた」と、だめ出しされたことを明らかにした。印籠を出す荒井は「実際の重さとプレッシャーで手が震えた」と語った。

 武田は「ビールでいうならコク、味わいを出したい。キレは3人に任せたい」と新たな黄門一行の魅力をアピールしていた。

 

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