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【放送芸能】

世代間の価値観衝突をドラマに 「渡鬼」スペシャル えなりが子育て奮闘

 TBSのドラマ「渡る世間は鬼ばかり 3時間スペシャル」が18日午後8時から放送される。放送を前に、脚本家の橋田寿賀子(92)と石井ふく子プロデューサー(91)が会見した。今回は、えなりかずき(32)扮(ふん)する真(しん)が父親となり子育てに奮闘する姿が描かれる。 (砂上麻子)

 一九九〇年に一年間の連続ドラマとしてスタートし、続編が断続的に制作されてきたが、二〇一〇〜一一年の第十シリーズで終了。その後はスペシャルドラマとして放送されてきた。

 今回は、真の妻貴子(清水由紀)が子育てに疲れて家出してしまう。真は生後五カ月の赤ん坊を会社に連れていくなど、てんやわんやになるが、母五月(泉ピン子)は「専業主婦の妻が夫に手伝ってもらいたいというのはおかしい」と素っ気ない…。

 橋田は最近のイクメンブームに一石を投じる。「このごろはご主人が子育てしないと悪く言われ、お母さん一人で育てると育児ノイローゼになる人もいる。昔の人は六人も七人も育てて畑もやって。それを思うと何だと思う」とピシャリ。五月に自身の思いを投影したと明かし「私が姑(しゅうとめ)だったらああなる」と話す。

 男性の育児参加が叫ばれる中、反発も招きかねない発言だが、本人は「一人でちゃんと育てなさいという怒りを持って書いています。社会への反発。男の人はちゃんとお仕事をなさればいい。イクメンなんて認めません」と言い切る。

 その上で「世代間の価値観の衝突を書きたい。それがドラマだと思っている」と持論を展開した。

 石井プロデューサーは初めて父親役を演じたえなりについて「五歳でデビューしたえなりが子どもを抱いているのが不思議。子どもが子どもを抱いている。画面で見ると違和感があるかも」と笑った。

 

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