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【放送芸能】

映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」 愛し信じ試練超え

 結婚式を目前に控え、意識不明になった恋人を待つ男性に訪れた奇跡とは−。岡山の実在する2人をモデルにした映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」が16日、公開される。佐藤健と土屋太鳳のダブル主演。ドラマ、映画と縦横無尽に活躍する2人が、家族をめぐる愛の物語を届ける。 (長田(おさだ)真由美)

 モデルになったのは、岡山県在住の中原尚志さん、麻衣さん夫妻。三百万人に一人という珍しい病気による危機を乗り越え、愛を実らせた二人だ。結婚式場が二人の挙式の様子を収めた動画を「ユーチューブ」に投稿したところ、大きな反響を呼び、夫妻の手で書籍化され、ドキュメンタリー番組も作られた。

 佐藤と土屋は撮影前に中原夫妻を訪ね、二歳の息子にも会った。「奇跡の先には息子さんを授かるという幸せがあった。感動だけの物語じゃないんだ、と思った」と土屋は語る。

 麻衣さんは病で倒れる直前、幻覚が見えて興奮状態になった。意識を取り戻した後も思うように体は動かない。土屋は、演じるというより「中原夫妻の気持ちを共有しようと努めることが、よりリアルに近づくと信じて現場に立った」と話す。

 麻衣さんが発症したのは免疫の異常によって起きる「抗NMDA受容体脳炎」。「同じ病気の人たちに、勇気や希望を持ってほしいという思いが、中原さん夫妻にあったと思う」と佐藤。「お二人の思いを受け継いで、そうした病気があること、乗り越えて奇跡を起こした人がいることを、この映画で伝えたい」と言う。

 実話を基にした作品だけに、佐藤は「芝居をしている感じではなく、日常の延長に近い、ドキュメンタリーのような現場だった」と振り返った。

<あらすじ> 尚志(佐藤)と麻衣(土屋)は結婚の日取りも決め、準備に追われていた。ある日、麻衣が原因不明の病に倒れ、昏睡(こんすい)状態となる。いつ回復するか分からぬまま、尚志は待ち続けた。数年後、麻衣は意識を取り戻すが、さらなる試練が2人を待つ。

 

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