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【放送芸能】

テレ東「バイプレイヤーズ」 プライムで再び!

 日本を代表するバイプレーヤー(脇役)が共同生活する中で起きるドタバタを描くテレビ東京ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(水曜午後9時54分)の放送が始まった。前作(副題は「もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」)は、深夜ドラマながら放送関係者の関心が高く「業界内視聴率30%」と話題に。今回はプライムタイム(午後7〜11時)への昇格で、おやじたちの「ゆるシブコメディー」は健在だ。 (砂上麻子)

 昨年1〜3月に放送された前作は、遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(あいうえお順)がそれぞれ本人役で出演し、共同生活を通し、ドラマや映画で見せるこわもてと異なる、ほほ笑ましい姿が話題となった。

 続編は、スケジュールの都合で参加できない寺島以外の遠藤、大杉、田口、松重、光石の5人が出演。劇中ドラマ「しまっこさん」出演のため、5人がロケ地の島へ向かうが、無人島に到着し、再び共同生活を強いられることになる−。

 5日の記者会見で、大杉は、他の作品の現場でも制作スタッフや業界関係者から続編を望む声が多かったと明かした。「こんなに早く(続編が)できるとは思っていなかった。やりたいなと思っていて、前作が終わった時『また同じメンバーとやりたいです』と言わせてもらった。現場のスタッフにも、そう思っていただけたのはうれしい」と笑顔を見せた。松重は「民放の連続ドラマは視聴率が2桁を超えないと、続編はない。バイプレイヤーズは2〜3%だったのに、テレ東は懐の深い局だな」と再結集を喜んだ。

 続編では毎回、シークレットゲストが登場する。遠藤は「『テレ東はお金がない』と言うが、豪華なゲストばかりで、本当にお金ないの?とびっくりしている」と言い、光石は「スピンオフを狙っているんじゃないですか」と笑いを誘った。

◆プロデューサーも驚く続編

 「バイプレイヤーズ」をテレビ東京と共同制作する「ドリマックス・テレビジョン」の浅野敦也プロデューサーに続編に懸ける思いを聞いた。

 テレ東から「バイプレイヤーズをプライムタイムの連ドラに」という話があった時は、テレ東は「視聴率を取る」という流れと真逆を行っているというか、懐が深いというか血迷ったか?と思いました。

 松重(豊)さんとも話したが、プライムタイムで放送されることになっても、前回のように日常生活を基調に、何も起きないドラマでいいんじゃないかと。おじさんたちがわちゃわちゃして楽しそうにしているのが魅力だと思うので、深夜の時より起伏のないストーリーになっている。

 「バイプレイヤーズ」をやって、ドラマ以外の業界で「○○界のバイプレーヤー」のように普通に使われるようになったのがうれしい。どんな世界でもスポットライトは主役に当たるが、主役を引き立てる存在がいてこそ輝く。主役を引き立てるのもプロ。「バイプレイヤーズ」の皆さんはドラマや映画界で長くキャリアを積んで一目置かれる存在になっている。若手俳優が彼らと共演すると芝居が格段に引き上げられる。さすがです。

 

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