東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 放送芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【放送芸能】

松雪泰子→楽器なガイコツ 声で魅せます

 米アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得したディズニー/ピクサーの最新映画「リメンバー・ミー」の吹き替え版で、松雪泰子(45)が主人公の高祖母イメルダを演じている。

 陽気な国メキシコで、音楽を禁じる家庭に育ったギター少年ミゲルが、死者の世界に飛び込み、ガイコツ姿の先祖たちと出会う。ミゲルの家族には昔、何があったのか。1曲の歌が、謎を解く鍵となる。

 イメルダは、死者の世界の家族のまとめ役であり、音楽を封印した張本人でもある。普段はもの静かな語り口の松雪が、威厳に満ちた声色を操る。「楽器のように声を使って、いろんな音色を出す感じ」と緩急を使い分け、勇敢かつ愛情深い役柄を表現した。

 演技は感覚的ではなく、緻密に作り込む。今回は「ひと言発しただけで場を制する。その中でエッジを利かせたり、陽気な感じにしたり、とカラフルにしています」。制約の多い声優の仕事はより技術的になり「面白くて大好き」と話す。

 歌声も披露した。かつては歌手活動もしていたが、収録は不安だった。「芝居の表現をしながら歌う。単純にきれいなだけでない表現が必要で、難易度が高くて」。2カ月のトレーニングの成果は作品の見せ場として表れる。 (古谷祥子)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報