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【放送芸能】

長沢まさみ11年ぶりの月9主演 「コンフィデンスマンJP」9日から

ドラマの中では殺陣やマジック、踊りにも挑戦。「ドラマってこんなにやらされるんだっけ?って思うほど大変でした」と話す

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 女優長沢まさみ(30)が、九日から始まるフジテレビの月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」に主演し、天才的な詐欺師を演じる。「笑いが詰まっていて、世代を問わず楽しんでもらえる。単純にだまされてほしい」と出来栄えに自信を見せる。 (砂上麻子)

 ドラマの題材は、相手を信用させてだます詐欺「コンフィデンス(信用)ゲーム」。ダー子(長沢)は、詐欺師のボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)とタッグを組み、奇想天外な作戦で悪人から大金を巻き上げる。

 「ダー子はテンションがすごい高い役なので、ちょっと疲れることもありますが、楽しんで演じています。テンションが高いだけでなく、賢さが垣間見えるようにとは思っています」と話す。

 脚本はドラマ「リーガルハイ」などヒットを連発する古沢(こさわ)良太(44)。長沢は古沢作品の出演は初めてで「当て書き(俳優に合わせて脚本を書くこと)に近いと思う。私の過去作を見てくれていたのかと思う部分があり、興味を持って書いてもらえたのはうれしい」と語る。

 天才詐欺師役も、実生活では「人をだますことは苦手」と苦笑いする。ただし、このドラマの撮影中に共演者を「だました」と打ち明け、登場シーンの撮影が終わった共演者に「私たち、ワンシーン増えたらしいですよ」とうそをついたという。「結果ですか? うまくいきました」と明るい笑顔を見せた。

 月9の主演は十一年ぶり。最近は視聴率低迷ばかりが話題になる月9だが、本人は「数字のことは私にはどうにもできない。それより『面白い』とか『次が気になる』とか、そういう言葉が聞きたいという気持ちが勝っている」と冷静だ。

 昨年、三十歳を迎え、ドラマや映画の出演が相次ぐ。多忙な中で大切にしているのは「コツコツと日々努力」と堅実に歩む。「日常が劇的に変わることは、たまにあるかないかだと思います。劇的に変わった状況の中でも、自分自身を発揮できるのは日々の積み重ねがあるからだと思う」

◆脚本・古沢良太「愛すべき悪い人」描写腐心

 脚本を手がける古沢良太は「明るく痛快なドラマにしたい」と話す。

 「詐欺師ものはいつか、やりたいと思っていた」というが、難しい点も多いという。「だます相手が、だまされてもいいだろうという悪い人にしないと主人公たちが悪く見えてしまう。毎話のゲストをいかに悪くするか苦労した」と振り返る。

 ドラマでは、ダー子たちがいかに華麗にだますかも見どころ。「『そんな手でだまされないよ』と思われるとターゲットがばかに見える。テレビを見ている人もだまさないといけないので、視聴者との駆け引きでもある」と語る。

 ダー子については「世の中がモラルや倫理に厳しすぎると思っていたので、ダー子のように常識や法律に関係なく生きている人を書きたいと思った」と説明。「本来、詐欺師は悪い人なので、どうすれば愛すべき詐欺師になるかを考えてきた」と明かす。

 注目を集める月9枠にも、特にプレッシャーはないという。「月曜日なので『一週間頑張ろう!』と思ってもらえるとうれしい」と笑う。

 

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