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【放送芸能】

「セーラームーン」からロックへ ANZA ソロデビュー20周年 13日、調布でライブ

 2・5次元ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」で初代セーラームーンを務め、その後、ロックミュージシャンに転じたハードロックバンド「HEAD(ヘッド) PHONES(フォン) PRESIDENT(プレジデント)」のボーカルANZA(アンザ)(42)がソロデビュー二十周年を迎え、十三日に東京都調布市の仙川フィックスホールで記念ライブを開く。「また新たな夢が見つかった」とANZAは語る。 (宮崎美紀子)

 日本人の父と南アフリカ人の母の間に生まれたANZAは一九九二年、NHK「中学生日記」でテレビデビュー。テレビ朝日のバラエティー番組でアイドルユニット「桜っ子クラブさくら組」のメンバーになり、九三年には作品名も知らずに参加したというオーディションで、初代セーラームーンに選ばれた。

 「『月に代わっておしおきよ!』って言わされたんですが『セーラームーン』を知らないから、主役に決まっても『は?』。私の人生、何も聞かされず決まることがすごい多い。後から『これは、どえらいものが決まってしまったぞ』と」

 五年間で三百八十二公演に出演し、卒業を迎えた時、次の転機が訪れた。

 「『セーラームーン』をやりながら、ああ、私は歌っている時が一番楽しい。歌って踊れるシンガーになりたいって、夢ができたんです。X JAPANのHIDEさんのソロプロジェクトに度肝を抜かれ、ロックアーティストになろうと決めました」

 九八年、ANZAに芸名を変えてソロデビュー。二〇〇〇年にバンドを結成。デビュー後すぐに米ニューヨークに“飛び込み営業”をかけ、ツアーを実現させた。

 海外では、どこへ行ってもセーラームーンのコスプレをした人たちが集まってきた。「どこかで『初代ムーンのバンドが来る』って聞き付けて来るんですよ。もう、びっくり。でも気づきました。アニメファンとロックファンが一緒になって盛り上がれば日本のエンターテインメントはもっと強くなるって」

 記念ライブを集大成とし、次へのステップにしたいという。「エンヤ、ビョークのようにワールドミュージックを自分流に歌って、アルバムを出したい。ロックは続けますが、ニューANZAを始めたい」と夢を語った。

 

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