東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 放送芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【放送芸能】

元SMAPの草なぎ剛 日仏合作映画で声優 あす公開「ムタフカズ」

写真

 元SMAPの草なぎ剛(44)=写真=が声の主演を務めた日仏共同製作の劇場用アニメ「ムタフカズ」が12日に公開される。声優の仕事も含め「目の前にあることを全力でやる」と自然体で挑んでいる草なぎは、稲垣吾郎(44)、香取慎吾(41)とファンサイト「新しい地図」を拠点に活動を始めてから1年。「不安もあったけれど、そういう気持ちも楽しんできた。たくさんの人に支えられ、新しい地図にいろいろな色をのせられた」と手応えを語る。 (酒井健)

 「ムタフカズ」はシュールなSFアクションで、銃撃や流血シーンもある。草なぎは黒くて丸い二頭身キャラクターのアンジェリーノ(通称リノ)の声を演じている。ダウンタウンで先の見えない暮らしをしている若者の役。「とがったアニメだけど、僕は好き。三人の友情が良く出ていて、人間の温かさも描かれているリノは表情豊かでかわいい。僕もフィギュアがほしい」

 演じた際の心構えとして「シニカルになる時や前向きになる時、誰にでもある人生の瞬間の中で、リノの人生と自分が重なった部分を大切にした」と明かす。

 SMAP解散後、稲垣、香取と新しい道を歩み始めた。動画投稿サイト「ユーチューブ」での企画や、インターネットのAbemaTVで月一回放送中のバラエティー番組「7・2 新しい別の窓」を通じて情報発信をするなど、SMAP時代とは異なる手法で発信し、話題となった。

 出演した四月公開の映画「クソ野郎と美しき世界」は、観客十五万人の目標に対し、約二十八万人を動員するなどこちらも成功を収めている。「ムタフカズが完成したときの喜びもそうだけど、(成功の)経験が重なっていくと、前進しているんだという気持ちが、自分の力になってくる」と強調する。

 「新しい地図」を立ち上げて一年の九月、香取の絵画などの個展が開かれていたパリ・ルーブル美術館に稲垣とともに祝福に駆けつけた。「ちょうど一年の時に記念すべき形でルーブルに行けて感激だった。三人で『またここから始めよう』と誓い合った」

 十二月には、東京・日生劇場で音楽劇「道」の主演を控える。その後のことは「僕は器用じゃないし、その時に考える。それで一年やってきたので、十分じゃないかな」と自然体だ。

 ユーチューブでは、愛犬クルミとの共演、自身の手料理の企画、自作の曲なども披露している。「動画をアップすると、すぐにコメントが返ってくる。(ファンと)リアルにつながっている感じが楽しい」と力強い。今後も「一つずつ経験を重ね、自分の可能性を信じて、新しい発見や冒険をしていきたい」と道に迷いはない。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報