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【放送芸能】

映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」 主演の波瑠 自分次第で世界変わる

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 映画に連ドラに引っ張りだこの波瑠が公開中の主演映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」(波多野貴文監督)で、“頭でっかち”な新入社員を演じている。中学生で女優デビューした時は右も左も分からなかったと言うが、今では演出を提案するまでに成長。「デビュー当時よりはできるかな。でも、今も難しいなあと思ってやっている」と話す。 (金森篤史)

 作品は、地方の遊園地を舞台に、新人が失敗を重ねながらも成長していく様子を、コミカルに描いた“お仕事ムービー”。小森陽一の小説「オズの世界」が原作だ。

 主人公の名前は波平(なみひら)久瑠美。小森が以前、映画で見た波瑠を思い出し、文字を加えて名付けたという。「原作を読んで『変わった名前だなあ』って思っていた」という当の本人は、映画化にあたり「撮影が始まって小森さんから伺い、うれしかった」と話す。

 二十二歳の波平(波瑠)は念願の一流ホテルチェーンに就職したが、配属先は系列の遊園地。ふてくされて赴任すると、楽しげに働くスタッフばかり。上司から命じられるごみ拾いなどの仕事に不満をため込む中、ある日、間違っていたのは自分だと気付き、変わっていく。

 「自分のものの見方、感じ方次第で世界は変わると思う」と話し、「学ぶ材料はいつも目の前にあるが、それに気付くか気付かないか。つまらない場所がいつの間にか大好きな場所、大好きな人たちになる。映画を見る皆さんにとって、その気付きの糸口が波平の姿であるといい」と願う。

 中学時代に芸能界入りした自身は、いろいろな経験を重ね、人気女優となった。本作では心情表現の方法を自ら提案。波平が赴任した当初は、皆と同じ細身のパンツではなく、裾幅が広いガウチョパンツをはくことにした。「『本当はこんなところにいるはずじゃない』という気持ちを、精いっぱいのおしゃれで表現してみた」と明かす。

 映画、連続ドラマと出演が続く中、オフの日は「運転が好きなので、車に犬を乗せて公園に行く」とくりくりっとした目で笑った。

<はる> 1991年生まれ、東京都出身。2006年に女優デビューし、翌年から「Seventeen」など雑誌の専属モデルを務める。15〜16年に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン役を務めた。

 

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