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【伝統芸能】

箏曲の重鎮競演 23日、国立大劇場

 古典芸能各分野の至芸を堪能する「芸の真髄(しんずい)シリーズ」(NHKエンタープライズなど主催)が二十三日午後五時半から、東京・国立大劇場で開催される。十一回目の今回は箏曲界の重鎮が競演する。

 生田流の米川文子(90)、山田流の山勢松韻(84)と二大流派の両人間国宝はじめ、総勢三十人以上が出演する。生田流は「五段砧(ごだんぎぬた)」、山田流は「熊野(ゆや)」といったそれぞれの代表曲を演奏する。さらに箏、三絃(さんげん)(三味線)、尺八の合奏曲としても知られる大曲「根曳(ねびき)の松」を生田、山田の両流派が共演という珍しい企画も予定している。

 山勢は「今回はおめでたい曲を選んだ。ただ、それぞれ手(演奏法)が違うので合わせるのは大変なこと」と話す。テンポやリズムなどに違いがあるという。また、地歌(三味線歌曲)・箏曲家の人間国宝、富山清琴(67)も出演し、地唄「長刀八島(なぎなたやしま)」を披露する。歌舞伎俳優で上方舞楳茂都流(うめもとりゅう)家元の片岡愛之助(45)らの舞で花を添える。「多くの流派の共演は珍しい。観客にとっても貴重な体験になる」と富山。

 いがぐみ=(電)03・6909・4101。 (小林泰介)

 

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