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【伝統芸能】

精鋭 競う 第25回名流祭 

 大正琴と新舞踊の祭典「名流祭」(東京新聞主催)が二十八、二十九両日、東京都台東区の浅草公会堂で開かれる。第二十五回記念の今年は大正琴八組、新舞踊三十九流派四十九組が出演し、個性を競う。大正琴と新舞踊それぞれの注目の出演者を紹介する。(小林泰介)

 大正琴大会は28日午後1時開演、新舞踊大会は29日午前10時開演。29日には節目を祝う記念コーナーもある。入場券は当日3000円(前売り2500円)など。東京アドレップ=(電)03・3595・4573。

◆新舞踊 小町流 息ピタリ「看板娘3人」

 新舞踊大会に出演する小町流(東京都台東区)は創流二十周年を迎えた。今回、小町万寿久(ますひさ)家元と一緒に、小学五年生の女子三人組が初登場、フレッシュな顔触れで節目を飾る。

 小町家元の稽古場では、三輪柚羽(ゆずは)さん(10)、亀山愛菜さん(10)、内藤桃子(とうこ)さん(10)の仲良し三人組が「道中伊勢参り」を真剣に習っていた。習い始めて五、六年ほどになる三人は昨年、全国舞踊コンクール(東京新聞主催)にも出場するなど、実力をつけている。家元も「三人は踊りの筋も良く小町流の“看板娘”です」と期待を寄せる。

 三輪さんが「日本の伝統的なことが好きで、それを自分ができることがうれしい」と言えば、亀山さんは「普段はしないメークや着付けも自分でできて楽しい」と話す。内藤さんは「練習ではつい皆で笑っちゃう。本番ではタイミングを合わせて失敗しないように」と目を輝かせる。

 晴れの舞台では「道中伊勢参り」を踊る。街道の茶屋にいる“看板娘三人”という設定で、家元が振り付けた。「息の合った踊りを披露してくれるでしょう」と、名流祭に新風となりそうな看板娘たちの成長に、家元も顔をほころばせた。

◆大正琴 ヤマハ大正琴 元スター迎え盛大に

 大正琴大会の常連、ヤマハ大正琴(東京都江東区)は今回、ミュージカルの名曲に挑む。スペシャルゲストに劇団四季のスターだった五東由衣(ごとうゆい)(53)を迎え、ゴージャスなステージを目指す。

 五東は四季時代に「オペラ座の怪人」のクリスティーヌ役、「美女と野獣」のベル役といったヒロインを演じ、スター俳優の道を歩んだ。退団後も歌の活動を続けている。

 舞台経験は豊富だが、大正琴の伴奏で歌うのは初めて。知り合いの大正琴メンバーに請われて参加することになった。「大正琴の音色はとても美しく、オーケストラをバックにミュージカルの舞台に立っているような迫力と心地よさ」と楽しく稽古に励んでいる。

 指揮を担当する生貝隆(いけがいたかし)代表(56)は「今年は映画『ラ・ラ・ランド』のヒットもあり、ミュージカルをテーマに掲げた。五東さんのすばらしいボーカルに伴奏でき名誉なこと。メンバー全員、心をひとつに頑張る」と話す。当日は「美女と野獣」の主題歌「Beauty And The Beast」など四曲を披露。五東は「ダイナミックなステージにしたい」と笑顔を見せた。

 

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