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【伝統芸能】

「親子獅子」再び 又五郎と歌昇 来月の歌舞伎鑑賞教室

 歌舞伎の魅力を初心者にも分かりやすく伝える東京・国立劇場の公演「歌舞伎鑑賞教室」が6月2〜24日に大劇場で催される。1967年に始まり93回目となる今回は、初めて「連獅子(れんじし)」を上演。中村又五郎と長男の歌昇が“親子獅子”を披露する。 (安田信博)

 「連獅子」は能「石橋(しゃっきょう)」を題材にした長唄舞踊の名作。霊獣である獅子の精がわが子を千尋の谷に突き落とし、自力ではい上がってきた子だけを育てる伝説を基にしている。舞台の後半、二人の狂言師に乗り移った親獅子と子獅子の精が、勇壮に頭を振る「毛振り」が大きな見せ場となる。

 又五郎、歌昇の父子は、二〇一三年の父子同時襲名披露の地方巡業で、初めて一緒に「連獅子」を踊った。

 今回の共演はそれ以来で、又五郎は「基本に忠実にきちんとしたものをご覧に入れ、親子の情愛を振りで表現したい」と意気込む。二度目となる歌昇は「松羽目(能舞台を模した背景)なので、バックに風景が浮かぶようにつとめ、成長した姿をお見せできれば」と抱負を語った。

 上演に先立つ解説コーナー「歌舞伎のみかた」を担当するのは、日本舞踊の坂東流家元でもある坂東巳之助。「歌詞に当てて振りをつける日本舞踊独特の魅力を精いっぱい、分かりやすく伝えたい」と語った。

 開演は午前十一時(八日と十五日を除く)と午後二時半(十五日を除く)。

 八日午後六時半から社会人のための鑑賞教室、十五日午後二時半と六時半からは、今年で四年目となる外国人のための歌舞伎教室「Discover KABUKI」が開かれる。

 国立劇場チケットセンター=(電)0570・07・9900。

 

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