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【伝統芸能】

野村萬斎の演出で現代能「安倍晴明」 9月に新宿文化センター

 現代能「陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明(あべのせいめい)〜晴明 隠された謎…〜」が九月六日午後七時と七日午後二時の二回、東京・新宿文化センターで上演される。公演に先立ち、晴明の敵役の葦屋道満(あしやどうまん)役でシテ方観世流の人間国宝梅若実玄祥(70)と晴明役の和泉流狂言師の野村萬斎(52)が意気込みを語った。

 映画監督の吉田喜重(85)が原作を書いた。現代劇と能狂言、歌舞伎、日本舞踊といった古典芸能の要素を融合させ二〇〇一年に初演。照明や音楽効果にも趣向を凝らした斬新な舞台として人気を集め、海外でも上演された。今回は日本舞踊藤間流宗家の藤間勘十郎(38)が振り付けと脚本の補綴(ほてつ)、萬斎が演出を担当する。

 萬斎は「映画で晴明役を演じたこともあり、あまりやりたくなかったが、平昌冬季五輪で羽生結弦さんが晴明(陰陽師)の音楽で金メダルを取って呪縛から解放された」と語る。かつて演出も務めた実玄祥は「萬斎さん人気にもあやかり、演出を全面的にお願いした。かつて能楽にはイリュージョンのような演出があった。幽玄だけではない世界観をわれわれ自身も楽しみたい」と意欲を示した。

 晴明の母親とされる狐(きつね)の化身、葛葉姫(くずのはひめ)役に元宝塚歌劇団のトップスター、大空ゆうひ(44)。サンライズプロモーション東京=(電)0570・00・3337。 (小林泰介)

 

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