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【伝統芸能】

「お箏のパワー感じて」 新鋭LEO、第2弾新譜

 箏曲界の新鋭LEO(20)=本名・今野玲央(こんのれお)=が第二弾アルバム「玲央 Encounters:邂逅(かいこう)」を出した。高い技術に注目が集まる日米ハーフの気鋭は新譜で情感あふれる演奏を披露。「お箏のエネルギーやパワーを感じてほしい」と話す。

 横浜出身のLEOは父が米国人、母は日本人。初めて箏に触れたのは九歳、インターナショナルスクール時代だ。同校で米出身の箏奏者から手ほどきを受けたのがきっかけだ。「内に秘めた思いを外に表現することができて、心地よかった」と振り返る。

 十四歳で全国小中学生箏曲コンクールでグランプリに輝き、十六歳の時には、プロも出場する「くまもと全国邦楽コンクール」で最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞した。十三歳から師事する重鎮の沢井一恵から「ほとばしる感性」と才能を認められた。昨年三月にアルバムデビュー。代表的な箏曲「春の海」はじめ、クラシックやジャズなど多彩なジャンルも演奏した。

 現在、東京芸術大邦楽科の二年生。十曲入りの新譜では箏の独奏、バイオリンとの共演にも挑んだ。「古典をじっくり勉強しているおかげで表現力が広がった。西洋と日本の全く違う楽器が化学反応して、情熱的な演奏ができた」と手応えを語る。「新しい音楽をどんどん作り、お箏の魅力を広く伝えたい」

 アルバム発表記念のコンサートを三十日、東京・半蔵門のTOKYO FMホールで開く。日本コロムビア=(電)03・6895・9001。 (池田知之)

 

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