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【至上の印象派展 ビュールレ・コレクション】

集う巨匠の美 14日から国立新美術館

 「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」(東京新聞など主催)が14日から、国立新美術館で開催される。絵画史上最も有名な少女像ともいわれるルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」や、セザンヌの「赤いチョッキの少年」、モネの「睡蓮(すいれん)の池、緑の反映」など、世界最高峰の印象派コレクションを紹介する。ルノワール4点、セザンヌ6点、ゴッホ6点、モネ4点、マネ4点など、印象派・ポスト印象派の作品を中心に64作品(約半数は日本初公開)が展示される。

Photo:Foundation E.G. Buhrle Collection, Zurich(Switzerland)

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◆ビュールレ・コレクション

 ビュールレ・コレクションは、スイスの実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(一八九〇〜一九五六年)が築き上げた、印象派絵画を中心とした約六百点の西洋美術のコレクション。彼はチューリヒの邸宅の隣の別棟で自身のコレクションをひたすら眺めていたという。

 死後、一九六〇年から邸宅別棟は美術館として改装され、二〇一五年まで一般公開されていた。ビュールレ・コレクションは二〇年に、チューリヒ美術館に作品が移管されるため、日本でコレクションの全貌がみられる最後の機会となる。

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◆音声ガイド

 一般版音声ガイドのナビゲーターは、ミュージカル界のプリンスでテレビ・映画などでも活躍中の井上芳雄さん=写真=が務めます。ジュニア版は声優の皆川純子さん。会期中に会場で貸し出し。料金は一般版、ジュニア版各1台520円 (税込み)。

◇会期 14日(水)〜5月7日(月)

◇会場 国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)

◇休館日 毎週火曜日(ただし5月1日(火)は除く)

◇開館時間 午前10時〜午後6時(毎週金・土曜日、4月28日(土)〜5月6日(日)は午後8時まで)※入場は閉館の30分前まで

◇観覧料 当日券 一般1600円(前売り券1400円)、大学生1200円(同1000円)、高校生800円(同600円)。全て税込み。中学生以下無料。前売り券は13日までの販売(国立新美術館では12日まで)。チケットは同館(開館日のみ)、東京新聞販売店(一般前売り券のみ)、展覧会ホームページほか、主要プレイガイドにて販売。

◇主催 国立新美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション

◇後援 外務省、スイス大使館

◇協賛 ジュリアス・ベア・グループ、損保ジャパン日本興亜

◇協力 スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、日本貨物航空、ヤマトロジスティクス

◇展覧会HP http://www.buehrle2018.jp/

◇お問い合わせ 03・5777・8600(ハローダイヤル)

 本展は、政府による美術品補償制度の適用を受けています。

◆クロード・モネ

「睡蓮の池、緑の反映」 1920〜26年 油彩、キャンバス 200×425センチ 

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 スイス国外で初めて展示される、縦2メートル、横4メートルのモネ晩年の大作。

「花咲くマロニエの枝」 1890年 油彩、キャンバス 73×92センチ

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 最晩年の作品のひとつ。ゴッホは、花が咲く枝を誕生や新生といった人生の節目における始まりと見なしていた。

「ジヴェルニーのモネの庭」 1895年 油彩、キャンバス 81.5×92センチ  

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「ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑」 1879年ごろ 油彩、キャンバス  73×92センチ

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「陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン」 1899〜1901年 油彩、キャンバス 65×100センチ

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◆ピエール=オーギュスト・ルノワール

「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」 1880年 油彩、キャンバス 65×54センチ

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 裕福なユダヤ人銀行家の当時八歳の長女イレーヌを描いている。彼女はその後、数奇な運命をたどる。

「夏の帽子」1893年 油彩、キャンバス 65×54センチ

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「アルフレッド・シスレーの肖像」 1864年 油彩、キャンバス 81×65センチ

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「泉」 1906年 油彩、キャンバス 92×73センチ

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◆フィンセント・ファン・ゴッホ

「アニエールのセーヌ川にかかる橋」1887年 油彩、キャンバス 53・5×67センチ

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「古い塔」 1884年 油彩、板に貼られたキャンバス 47・5×55センチ

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「自画像」 1887年 油彩、キャンバス 47×35・5センチ

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「日没を背に種まく人」 1888年 油彩、キャンバス 73×92センチ

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◆ポール・セザンヌ

「赤いチョッキの少年」 1888〜90年 油彩、キャンバス 79.5×64センチ

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 セザンヌの代表作のひとつ。色彩、明暗の対比、長すぎる右腕などにみられる、造形的な要素がみどころ。

「庭師ヴァリエ (老庭師)」 1904〜06年 油彩、キャンバス 65×54センチ

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「パレットを持つ自画像」 1890年ごろ 油彩、キャンバス 92×73センチ

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「風景」 1879年ごろ 油彩、キャンバス 54×73センチ

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◆エドゥアール・マネ

「ベルヴュの庭の隅」 1880年 油彩、キャンバス 91×70センチ

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 明るく光に満ちた本作品は、晩年のマネが印象派の若き画家たちから影響を受けていたことを示す。

All images : (C)Foundation E.G. Buhrle Collection, Zurich (Switzerland) 

Photo: SIK−ISEA, Zurich(J.−P. Kuhn) 

 

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