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モネ それからの100年

(1)クロード・モネ「睡蓮」 時間も空間もトリップ

1897−98年頃、油彩・キャンバス、鹿児島市立美術館蔵

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 「モネ それからの100年」展(東京新聞など主催)が横浜・みなとみらいの横浜美術館で開催されている。本展を訪れた各界の著名人五人に、印象に残った作品について感想を寄せてもらった。

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 この美術展はモネを巡る時間旅行のようでした。関連性のある作品と見比べられるのが楽しかった。アートの姿形はさまざまですね。

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 その旅で特に印象に残ったのは、「睡蓮(すいれん)」が展示された丸い部屋。モネの代名詞である「睡蓮」に心奪われます。ラベルのソナチネを聴きながら「睡蓮」や鈴木理策さんの「水鏡」を眺めてみると、まるで自分がモネの庭にいるような錯覚を覚え、時間だけでなく空間までもトリップしたようでした。

 また幾つかの作品でモネのピンクの色づかいに惹(ひ)かれました。絵の中に光が溶けたような甘く淡い色あい。モネの目にはこんなふうに見えていたのだと。

 鑑賞後、余韻に浸ろうと山下公園へ行くと、曇り空が照らす海がうっすらとピンクに見えました。 (櫻井孝宏=声優)

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 本展は24日まで開催中。開館時間は午前10時〜午後6時。ただし14日、15日、21日、22日は午後8時30分まで開館。いずれも入館は閉館の30分前まで。木曜休館。観覧料など問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。

 

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