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【茨城県大会】

茎崎、ライバル波崎を破り連覇

大会連覇で全国行きを決めた茎崎ファイターズ

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 茨城県大会(県軟式野球連盟など主催、東京新聞後援)は6月30日に水戸市総合運動公園軟式野球場で準決勝と決勝、3位決定戦が行われ、昨秋の関東新人戦王者・茎崎ファイターズ(土浦)が波崎ジュニアーズ(鹿行)を下し優勝した。3位決定戦では谷田部ジュニアスターズ(土浦)が那珂ファイターズ(那珂)を破った。優勝の茎崎は8月に東京・神宮球場などで行われる全国大会、準優勝の波崎は今月21、22日に山梨県で行われる関東ブロックスポーツ少年団交流大会、3位の谷田部は8月に東京で行われる東京新聞カップ関東学童大会にそれぞれ出場する。 (鈴木秀樹)

 昨年に続き、全国へ。厳しい戦いを終えた茎崎・吉田大吾主将の目に、涙があふれた。笑顔のナインに囲まれた背番号「10」は、「ホッとしちゃって…」と、その涙をぬぐった。

1回裏、高めのボールに飛びついてバントする茎崎ファイターズ・尾花君

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 昨年は先輩たちとともに全国3位。そして新チームでも関東王者に。しかし、“勝つべくして勝つ”ことがどれほど難しいか。3月の東日本交流大会では昨年と同じ3位に終わり、失意から立て直して春に臨んだ。

 全国常連のライバル、波崎ジュニアーズとの決勝は、この大会で初めて先制を許す立ち上がり。それでも、直後に吉田主将の適時二塁打で追いつくと、四球を挟み、長打のある尾花達哉君があえてバント。これが敵失を誘い2点を加えた。2回にも稲見彰真君のバント安打、海老原雄哉君のスクイズなどで2点。“勝つべくして勝つ”ための攻撃だ。

 しかし、メインは小技にあらず。勝負を決したのは、6回に6番・安楽心晴さんに飛び出した、目の覚めるような柵越え本塁打だった。さらに上倉颯太郎君のスクイズで1点。最終回も粘る波崎の反撃を断ち切り、勝ちきったのだった。

 「ホームランは気持ちで打ちました!」と笑う安楽さんの両手はマメだらけ。「おれの手もすごいよ」と尾花君。猛練習の跡は、速くてぶれないスイングにはっきりと現れている。それだけに、小技のすごみも増すのだ。準決勝で本塁打を放った大貫耀太郎捕手は、守備面でも「お父さんに、近くから強いボールを投げてもらって練習しました」と、春から成長の跡をうかがわせた。

 吉田祐司監督は大きく息をつき、「正直、どっちに転がってもおかしくない内容でした。プレッシャーの中、子供たちが本当によく戦った」と選手らをたたえた。

 昨年の全国大会もレギュラーで出場した吉田君、尾花君のコンビは「去年、(準決勝で)負けた悔しさを晴らします」と意気込む。真夏の神宮球場では、彼らがどんな笑顔を見せてくれるだろうか。

◆波崎、猛追及ばず準優勝

準優勝の波崎は関東スポ少ブロック大会へと向かう

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 波崎は初回に安藤成真君と糸川陽色君の連打で先制。逆転された3回にも森山椋太主将と金井慎君の連打などで3点を返すと、4点を追う最終7回にも森山主将の二塁打、田沼勇豪君の安打などで2点を挙げて猛追したが、わずかに及ばなかった。

 「届かなかったですね…」と話す安藤朗監督も悔しそうな表情。こちらはスポ少の関東ブロック大会へと向かう。

◆関東でも悔いなく 谷田部ジュニア3位

谷田部ジュニアスターズは3位入賞で関東学童大会への切符を手にした(いずれも鈴木秀樹撮影)

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 3位決定戦を制したのは谷田部ジュニアスターズ。9−2のコールド勝ちで、関東学童大会への切符を手にした。木口善生主将は「みんなで気持ちを強く持って戦えました。ベンチの雰囲気は良かったです」と勝利を喜び、「関東でも全力で、悔いのない試合をしたいです」と笑顔で話した。

 ▽決勝

波崎ジュニアーズ

1030002|6

320102x|8

茎崎ファイターズ

(波)金井慎、杉村颯真−糸川陽色

(茎)吉田大吾、尾花達哉−大貫耀太郎

本塁打 安楽心晴(茎)

 ▽準決勝

波崎ジュニアーズ10−7谷田部ジュニアスターズ

茎崎ファイターズ16−1那珂ファイターズ

 ▽3位決定戦

谷田部ジュニアスターズ9−2那珂ファイターズ

 (東京中日スポーツ)

 

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