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【関東大会】

[総合]厚木劇勝サヨナラ 強豪・明見を撃破

明見ジュニアベースボールクラブにサヨナラ勝ちし、喜ぶ厚木ニューウェーブナイン=東京都稲城市の稲城中央公園野球場で(内山田正夫撮影)

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 山梨県を含む関東1都7県の代表が学童野球関東王者の座をかけて戦う「東京新聞カップ・第41回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京中日スポーツ・東京新聞主催)が4日、東京都稲城市の稲城中央公園野球場で開幕した。この日は午前9時前に行った開始式に続き、1回戦4試合が行われ、初出場の厚木ニューウェーブ(神奈川)、草加ボーイズ(埼玉)などが勝ち上がった。5日には同野球場で準決勝と決勝が行われ、関東一が決定する。

 厚木が山梨の強豪・明見ジュニアベースボールクラブにサヨナラ勝ちを収め、初戦を突破した。

 立ち上がりは試合巧者の明見にペースを握られた。連打に足を絡めて攻撃する相手に、3回までに4点のビハインド。それでも、その裏に四球と木藤青空君の適時三塁打で1点を返すと、2巡目に入った打線に火が付いた。

 1番・小宮己輝君、3番・角谷楓太君、4番・稲垣充一郎君の適時打でさらに3点を挙げ同点に。4回に敵失で勝ち越し点を挙げると、5回にも角谷君の2本目の三塁打などで1点を加えた。

7回裏厚木1死三塁、瀬戸が右前に同点打を放つ

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 しかし、最終7回にまさかの連打で3失点。再び1点のビハインドを背負い、最後の攻撃を迎えた厚木は、7回裏、1死から稲垣充一郎君の中越え三塁打に、瀬戸巧大主将が右前打で続き同点に。なおも1死満塁と攻め立て、野村隆乃介君が慎重に押し出し四球を選んだ。

 逆転、また逆転のシーソーゲームを制し、見事に初戦を突破。菊池岳監督は、大きな一勝を喜びながらも、勝利まであとアウトひとつの場面で相手打線に捕まった、最終回の守りを「勝ちたい気持ちが強すぎてプレーが甘くなった。良い勉強になった」と課題に挙げた。

 強打が売りのチームは、劇的な勝利で波に乗ったはず。準決勝、決勝に向けて、瀬戸主将は「きょうのような諦めない野球で優勝したい」と晴れやかな表情で語った。

先発し力投する明見ジュニアベースボールクラブの宮下

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◆明見、悔いなし

 明見ジュニアベースボールクラブは強打の厚木に再度逆転を許し力尽きたが、力を出し切った選手たちはすがすがしい表情を浮かべていた。「最終回に意地をみせてくれました。よく戦ってくれた」と宮下巨源監督。鬢櫛琉空主将は「暑いなか、バテそう時もあったけれど、自分たちの力を出し切ることができました」と汗をぬぐった。

高洲コンドルス−草加ボーイズ 1回裏草加ボーイズ無死二塁、暴投の間に生還した二走三田村(10)は、ナインにタッチで迎えられる(内山田正夫撮影)

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◆草加10点!コールド初戦突破

 投打がガッチリかみ合った草加ボーイズがコールドで初戦を突破、関東制覇に一歩前進した。

 1回、高洲コンドルスの西崎主将に左翼越えのランニングホームランを浴び先制を許したが、「まだ1失点だったし、落ち着いていつもどおり投げることができました」と先発・栗橋海斗君。直後には満塁のピンチも招いたが、速球を低めに集め高洲打線を打ち取るとその裏、守備の乱れから同点に追いついた。

 「1、2回のピンチをしのいだのが大きかった。あそこで流れを取り戻すことができましたね」と須藤亨監督が話すように序盤の悪い流れを断ち切り勢いに乗った。

 2回には、高洲の守備の乱れと三田村幸輔主将の長打などで5点を奪うと、3回には、相曽暁君のスクイズで加点。4回にも、鈴木由馬君の中前適時打と、バッテリーエラーで3点を奪い試合を決めた。

 三田村主将は「ここまで来たらあとふたつ勝って優勝したい」と笑顔で汗をぬぐった。

◆西方スポーツ 田口&染谷の二枚看板が躍動!!

 西方スポーツ(栃木)はキレで勝負する快速右腕・田口皐月主将と、内外角へ抜群のコントロールを見せる左腕・染谷恒成投手の二枚看板が躍動した。田口主将は初回に先制点を許したものの、以降はリトル大胡スターズ(群馬)打線を散発三安打無失点に抑える力投。佐藤監督は「調子も良かったし、完投する力はある子」と言いつつ、「ただ、この暑さです。明日も考えて決めました」と、万全を期して継投策をとった。「緊張せずに投げ切れました」という染谷君は2イニングを無安打でピシャリ。田口主将は「明日もみんなで協力して戦い、優勝して終わりたい」と意気込んだ。

リトル大胡スターズ−西方スポーツ 3回表リトル大胡スターズ2死二、三塁、木崎を空振り三振に仕留めた田口(右)は、笑顔でベンチへ戻る(池田まみ撮影)

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7回表2死、和田を空振り三振に仕留め、ゲームセット。ガッツポーズを決める染谷

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◆猛暑…選手に配慮 4チームで開会式

 連日の猛暑により、熱中症などへの対策から、全チームが参加する開会式にかえて、ことしは午前中の試合がある4チームの参加による「開始式」が行われた。「関東一を目指し、頑張ってください」という小川友一・東京都軟式野球連盟副会長の激励に続き、東京代表・山野レッドイーグルスAの小薗卓也主将が「七月に起こった災害で今もなお苦しんでいる少年野球の仲間たちがいることを忘れずに、青空の下で野球できることに感謝し、最後まで全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。

  ▽1回戦

明見ジュニアベースボールクラブ

2020003|7

0041102x|8

厚木ニューウェーブ

(明)宮下留胆仁−勝俣雅琉

(厚)瀬戸巧大−角谷楓太

▽三塁打 角谷2、木藤、稲垣(厚)勝俣(明)▽二塁打 木藤(厚)宮下、住栄(明)

高洲コンドルス

10000|1

1513x|10

草加ボーイズ

 (5回コールドゲーム)

(高)西崎桔平、大谷、西村拓−大谷波琉斗、西崎

(草)栗橋海斗−相曽暁

本塁打 西崎(高)▽三塁打 三田村、鈴木由(草)

リトル大胡スターズ

1000000|1

020121x|6

西方スポーツ

(リ)高橋日和、上田飛空、中村幸佑−本田悠友、生田凌健

(西)田口皐月、染谷恒成−佐藤悠晟

▽三塁打 上田(リ)駒場(西)

谷田部ジュニアスターズ

1101012|6

1000200|3

山野レッドイーグルスA

(谷)内山田晴都−石山太陽

(山)浅野佑亮、橋本尋、岡本健世−野村瑛斗、小薗卓也

▽三塁打 橋本(山)▽二塁打 内山田(谷)小薗(山)

(東京中日スポーツ)

 

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