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【栃木県大会】

馬頭ラッキーが全員で1点守り優勝 10年ぶり全国切符

優勝し全国大会出場を決めた馬頭ラッキー=栃木県芳賀町のひばりが丘公園野球場で(鈴木秀樹撮影)

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 栃木県予選(栃木県野球連盟など主催)は6月4日、芳賀町のひばりが丘公園野球場で決勝が行われ、馬頭ラッキー(那珂川)が豊郷中央クラブ(宇都宮)を下して優勝、10年ぶりの全国大会(8月・東京)を決めた。豊郷中央は関東大会(7月・東京)に出場する。 (鈴木秀樹)

 試合時間51分、打者23人に対する投球数は54球。「完全試合を狙って行こう」という小森浩二監督のゲキに応えるように、1安打1死球と、ほぼ完璧な内容で投げきった馬頭ラッキー・伴溪樹投手がマウンドで大きく手を広げ、そしてチームメートと抱き合った。

 「この大会(5試合)で1点差の試合が3つ、2点差がひとつ。試合ごとに成長し、たくましくなりましたよ」。接戦を制したナインを称賛し、小森監督は頬を緩めた。 こちらも好投の豊郷中央・中山湧水主将を攻めあぐねたが、3回に2番・伴君の安打と3番・岡広翔主将の適時二塁打で奪った1点を、最後まで全員で守りきった。「レフト(斉藤潤斗君)が2度もダイビングキャッチを決めたり、守備もいつも以上でした」

 昨秋の新チーム始動から、照準を全国大会に合わせて練習を積んだ。「大声援の試合でもしっかり声を出せるように、スピーカーで大きな音を出しながら練習したり…」と岡主将。「これで全国に行ける。試合を楽しみたいです」。何段階ものギアチェンジで、コントロール良く緩急自在の投球を見せた伴溪樹君は「デッドボール出しちゃったから、きょうは98点です」と振り返り、「全国でもパーフェクトを狙います」と意気込んだ。

優勝を決めマウンドで喜ぶ伴渓樹投手(右)

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 地元・那珂川町からことし、ふたりのプロ野球選手が誕生した。馬頭出身のヤクルト・星知弥選手(宇都宮工業高−明大)と、ライバル・小川那珂クラブ出身の日本ハム・石井一成選手(作新学院高−早大)だ。「ことしの子たちはとにかく野球が好き。プロも高校野球も、なんでも盛り上がってます」。全員で攻め、守って出場を決めた全国の大舞台は、憧れの先輩たちに続くための大きな一歩だ。

<馬頭Vメンバー>(30)小森浩二監督(10)岡広翔(0)伊藤和奏(1)伴溪樹(3)齋藤航大(4)山下諒太(5)豊田晃基(6)五味渕司(7)小松歩武(8)斉藤潤斗(9)田村麗斗(11)佐藤海音(12)海老澤來凱(13)伴嘉穂(14)鈴木蒼空(15)益子莉緒(16)佐藤海羽(17)薄井悠太(18)星拓翔

準優勝の豊郷中央クラブは東京新聞カップ関東学童大会に出場する

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◆豊郷中央は無念の銀メダル

 昨秋の新人戦は、栃木代表として関東3位に輝いた豊郷中央。この日は無念の敗戦を喫したが、実力の高さは十分に示した。

 「相手ピッチャーも、こちらも良かった。競った内容は予想していました。ワンチャンスの失点でしたね」と振り返った小堀伸治監督は「(走者が出たところで)僕がマウンドに行って声を掛けていれば…」と無念さをにじませた。馬頭・伴溪樹君から唯一、放った安打は5回先頭の4番・齋藤悠生君。即座に代走を送ると、しっかりと転がして三塁まで進めるなど、こちらもスキなく攻めたが、ホームが遠かった。

 準優勝し、7月末の東京新聞カップ関東学童大会への出場を決めた。「関東新人戦はすごくいい経験になりました。次は暑さの中での戦い。とくに精神面で、これからどれだけ鍛えられるかですね」。夏の駒沢球場では、金色に輝くメダルを手にしたい。

<豊郷中央準Vメンバー>(30)小堀伸治監督(10)中山湧水(1)黒川知資(2)和久井渉真(3)高木凰介(4)原佑太(5)小宅雅己(6)齋藤悠生(7)船田泰希(8)高橋祐一郎(9)増渕礼惟(11)中島大地(12)荒居克明(13)奥寺礼羽琉(14)川崎悠河(15)和貝凌介(16)小澤佑介(17)今村光輔(18)柴田匠(19)中島暖

 ▽決勝

豊郷中央クラブ

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馬頭ラッキー

(豊)中山湧水−和久井渉真

(馬)伴渓樹−岡広翔

(東京中日スポーツ)

 

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