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【東京都知事杯争奪】

高島エイト、久々の壁突破 悲願!!

優勝した高島エイトA

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 東京都知事杯第40回都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都軟式野球連盟、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は15、16日、八王子市の上柚木公園球場などで決勝までが行われ、高島エイトA(板橋)が決勝で北原少年野球クラブ(練馬)を下し初優勝した。高島は29日に世田谷区の都営駒沢球場で開幕する「東京新聞カップ第40回関東学童軟式野球大会」に都代表として出場する。(ペン&カメラ=鈴木秀樹、石井智昭)

◆海老原君 5戦7発

 高島エイトAが悲願の頂点、ここまで絶好調だった自慢の打線は東京代表を懸けた大一番でも衰えることはなかった。

 なかでも、山崎隆之介君、海老原颯馬君の3、4番コンビが初回から大暴れした。

 1回、2死から山崎君が左前安打で出塁すると、続く海老原君が真ん中の甘い球を迷わず振り抜いた。「何が何でも1点取ろうと思いました。少し打ち上げてしまったかなと思ったけれど、逆らわず振り抜くことができました」と海老原君。芯でとらえた打球は右中間を破るランニングホームラン、今大会7本目となる主砲の一発で2点を先制し一気に勢いづいた。

先制2ランを放ちチームメートとハイタッチする海老原君(中)

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 3回には、1死二塁から川野辺智也君の左前適時打で1点を加えると、5回、1死三塁から川野辺君のスクイズと、山崎君の左中間越え本塁打でこの回2得点。続く6回にも、敵失で2点を加え7点を奪った。

 「2試合戦える体力を作って来たので、何とか準決勝を勝ってくれれば、勢いで決勝も勝ってくれると思いました」と藤井誠一監督が話すように、スタミナアップに務めてきた投手陣が好投。先発の藤森晴久君がコースを丁寧に突く投球を見せると、2番手の川野辺君が緩急を織り交ぜたピッチングをみせた。6回途中からマウンドに立った山崎君は自慢の速球をみせ、北原打線を3点に抑え東京一をつかんだ。

 投打で優勝に貢献した山崎君は「お世話になっている三浦代表に優勝で恩返しをすることができました」とこれまで最大限のサポートを続ける三浦博一代表に感謝を忘れなかった。渡邊慈主将は「チーム全員が自信を持って戦うことができました。関東大会でも絶対優勝、1点を争う厳しい試合が続くと思うのでもっと技術を高めていきたい」。さらに高みを目指し関東の舞台でもオレンジ旋風を巻き起こす。

◆北原 納得の銀メダル

準優勝した北原少年野球クラブ

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 準優勝に終わった北原少年野球クラブ・立石篤申監督はさっぱりとした表情で振り返った。「相手の3、4番にはエースの井上(結人君)が勝負に行って打たれています。完敗ですよ」。それでも、まさかの2回戦敗退に終わった全日本学童予選から、大きく巻き返しての銀メダル獲得だ。「秋、冬からの成長も見えた戦いでした。選手たちをほめたいですね」

 新人戦を制して以降は都内だけでなく、関東各県からの声掛けも多く、練習試合、公式戦と休みなく走り続けた。「プレッシャーよりも、対戦相手への感謝ばかりですよ」。都知事杯を終えひと息、と思いきや「(新人戦優勝チームが出場する)高野山大会がありますし、ジャビット杯、練習試合もまだあるので、駒沢ジュニア大会まで、休む暇はないですね」。

 細田歩夢主将は「決勝で負けてしまったのは悔しいけれど、声も出ていたし、ミスも前に出た結果。秋よりも、チームは強くなっていると思います」、井上君も「相手の4番打者(海老原君)の最後の打席で、内角を攻めて三振がとれたのは良かったです」と手応えを感じた様子。こちらもまだまだ、順調に成長を続けている。

◆コメント

 ▽深川ジャイアンツ・小倉拓也監督「安打になりそうな打球も相手の好守に阻まれてしまいましたね。相手(高島エイトA)の選手は強い打球を打つのがみんなうまかった」

 ▽同・八所真皇主将「みんなで声出して相手のピッチャーを揺さぶって、チャンスを作ることができました。でも、ここまで来たので最後(決勝)まで戦いたかった」

 ▽駒込ベアーズ・小川俊夫監督「きょう先発の山本(麗文君)は本来、主戦捕手。彼がマスクを被っていないと、やはり勝手が違いますね。それでも、ここまでみんなよく戦った。銅メダルは立派」

 ▽同・鴨川久澄主将「今日の試合は悔しいけれど、達成感もあります。やはり、チャンスで打てたり、小さなミスをなくさないと勝てないと実感しました」

3位の深川ジャイアンツ=東京都八王子市の上柚木公園球場で(鈴木秀樹撮影)

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3位の駒込ベアーズ=東京都八王子市の上柚木公園球場で(鈴木秀樹撮影)

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◆相生イーグルス 2年連続ベスト8!!

 相生イーグルス(品川)がチーム最高位タイとなる2年連続ベスト8で大会を終えた。

 準々決勝では、昨年の新人戦王者・北原少年野球クラブの前に力尽きた相生だったが、初戦から自慢の打線に加え、守備にも力を入れてきたという成果をみせ3試合で34得点、失点0と健闘した。

 地曵慶一監督は「北原さんとの試合は緊張から思いどおりのプレーができませんでしたが、ここまでよく戦ってきてくれましたね」と選手たちをねぎらった。チーム唯一の安打を放った地曵輝一主将は「品川の代表として絶対に打ってやろうと思いました」と意地の一振りに胸を張った。

 ▽決勝

高島エイトA    201022|7

北原少年野球クラブ 010110|3

 (6回時間切れ)

(高)藤森晴久、川野辺智也、山崎隆之介−海老原颯馬

(北)井上結人、神崎順、井上、木村颯人−神崎翔

本塁打 海老原、山崎(高)

 ▽準々決勝

高島エイトA(板橋)13−7中野セネタース(中野)

深川ジャイアンツ(江東)8−4用賀ベアーズA(世田谷)

駒込ベアーズ(豊島)8−0東久留米アストロズ(東久留米)

北原少年野球クラブ(練馬)11−0相生イーグルス(品川)

 ▽準決勝

高島エイトA4−1深川ジャイアンツ

北原少年野球クラブ4−2駒込ベアーズ

(東京中日スポーツ)

 

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