学童軟式野球

トップ > イベント > 学童軟式野球 > 東京都知事杯争奪 > 記事

ここから本文

【東京都知事杯争奪】

青空、初戦コールド突破 強敵相手に安10点10

強豪を破り初戦突破を果たした青空(鈴木秀樹撮影)

写真

 目指せ、東京一−。8月の東京新聞カップ・関東学童大会の予選ともなる、東京都知事杯第41回都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)が24日、八王子市の滝ガ原運動場野球場で開幕した。23日、ダイワハウススタジアム八王子で行われるはずの開会式は雨天中止となったが、この日は早朝で雨が上がり、予定通り1、2回戦33試合が行われた。都内65チームが頂点を争う大会は、同市上柚木公園球場で決勝が行われる7月15日まで熱戦が続く。 (鈴木秀樹)

 滝ガ原の雨雲を吹き飛ばせ−。大会初出場の青空(武蔵村山)が強敵・小金井ビクトリーA(小金井)にコールドで快勝し、初戦突破を果たした。

 同じく初出場だった、さきの高円宮賜杯全日本学童東京予選では、のちに8強入りしたジュニアヤンガース(足立)と対戦し、初戦コールド負けを喫した。「選手たち自身も、感じるところがあったのでしょう」と小泉惠監督が振り返る。「それぞれ、家で振ってきてるな、というのが、はっきりと分かりましたから」

5回裏1死、上野颯人君の適時打で6点目のホームに滑り込む青空・日高君

写真

 なかでも、前日練習で鋭い当たりを放っていたのが4番・阿部晴希君。「普段、バントのサインはめったに出さない」という小泉監督が初回、頼れる3番・高崎温主将にあえてバントのサインを出し、直後に阿部君が放った2点三塁打で流れをつかんだ。この日は阿部君と5番・日高煌己君がともに3安打を放つなど、10安打で10得点。投げては「府中(全日本予選)の後、変わったのがはっきりと分かった」と指揮官が言う高崎主将が強打の小金井打線を相手に力投し、3失点でコールド勝ちを呼び込んだ。

 「相手は全日本予選でも上位(ベスト16)の強いチーム。勝ててうれしいです!」と高崎主将。5打点の主砲・阿部君は「力を抜いて構え、良い感じで打てました」と喜び、「相手のキャッチャー(小金井・鶴田大介君)は送球動作がすごく速くて参考になりました。僕も身につけたい」と、対戦相手からも、成長のきっかけをもらった様子だった。 

雪辱のかかる2回戦を快勝で突破したナインスターズ

写真

◆ナインスターズ 雪辱果たした

 連盟規定では「登録チーム81以上」、あるいは「登録選手数1201人以上」を満たす支部は、3つの代表チームが都大会に出場できる。昨年からの江戸川に続き、選手数が増えた世田谷も今大会から代表枠が増え、予選となる春季大会で優勝の山野レッドイーグルスA、準優勝のムサシクラブA、3位のナインスターズAが大会に臨んだ。

 全日本学童区予選では優勝、都大会でも優勝候補に挙げられたナインスターズは、唯一の1回戦で新田ファイヤーズ(足立)を14−2で下すと、その全日本予選の初戦で敗れた高島エイトA(板橋)と対戦。8−0のコールド勝ちで雪辱を果たしてみせた。「前回負けた高島打線を絶対抑えようと思った」と、2回戦で完封勝ちの足立然主将は笑顔。マスクを被った海老原未咲君は「この先はもっと相手が強くなるので、油断せず足を使って点を取り勝ちたいです」と気合を入れ直した。

ムサシクラブは初出場の大舞台で善戦も、惜敗で初戦突破はならなかった

写真

 山野レッドはジュニアスターズ(立川)と大接戦。無死満塁開始のタイブレークにもつれたが、2点を奪った後の延長8回裏をゼロに抑え、5−3で勝ち上がった。マスクを被り、チームを引っ張った小薗卓也主将は「中盤で崩れてしまったけど、最後に粘れて良かった」と振り返った。

 大会初出場のムサシクラブは強豪・本村クラブ(港)と接戦を演じるもわずかに及ばず。3−4で敗れたが、宮下忠士監督は「初めての大舞台。“東京一、楽しんで試合をしよう”と臨み、その通りに楽しんでくれたと思います」と選手らをねぎらった。

初戦を突破し、応援席にあいさつする日新グリーンボーイズナイン

写真

◆日新グリーン 苦い経験生きた

 転んでも、ただでは起きない! 全日本学童予選は悔しい初戦負けに終わった日新グリーンボーイズA(府中)がアーサ・スターズ(福生)との接戦を制し、初戦を突破した。

 勝利の要因は、大舞台での苦い経験にあった。マウンドに立った杉田翔和主将が振り返る。「都大会は良いバッターが多くて、どんどん振ってくる。甘い初球は打たれるんです。府中大会とは違う」。この日、キレはいまひとつだったと言うが、「落ち着いて、コントロール良く投げられました」と杉田主将。冷静な投球で相手打線を1点に抑え、初回に4番・中西昊介君の適時打などで挙げた2点を守り抜き、「次はみんなで協力して、コールド勝ちします!」と元気に話した。

完封こそ逃したものの、2安打1点に抑えて勝利に導いた荏原の宮本主将

写真

◆荏原逃げ切り!! 宮本主将が力投

 荏原イーグルス(品川)は東陽フェニックス(江東)と対戦。攻守にそつがない東陽にてこずりながらも、初回に田中吾京君の三塁打などで先制すると、5回には同じく田中君が四球で出塁し、盗塁時の敵失で2点目のホームを陥れた。

 先発の宮本恭佑主将は相手打線を2安打に抑える力投。完封勝ちが見えた最終7回裏に「力んじゃって…」と四球をきっかけに1点を献上も、完投でチームを勝利に導いた。2得点に加え「バントの構えが多かったので、高めを使いました」と好リードも光った、しっかり者の女房役・田中君とともに笑顔を見せた大型右腕は、「次もみんなで協力して、ひとつでも多く勝ちたいです」と気合を入れた。

 ▽1回戦

ナインスターズA(世田谷)14−2新田ファイヤーズ(足立)

 ▽2回戦

ナインスターズA8−0高島エイトA(板橋)

西巣鴨イーグルス(豊島)4−3ムツミ少年野球部(練馬)

八王子ライジング(八王子)4−3クラウン(東久留米)

日新グリーンボーイズA(府中)2−1アーサ・スターズ(福生)

青空(武蔵村山)10−3小金井ビクトリーA(小金井)

高四パワーズA(杉並)21−0つつじジュニアスターズ(大島)

小山ファイターズ(町田)3−2千鳥ライオンズ(大田)

平山ブルーサンダース(日野)8−3瑞穂ウルフファイターズ(瑞穂)

光華グリーンズ(昭島)18−1有馬スワローズ(中央)

両国セブンアローズA(墨田)10−9和泉少年野球チーム(千代田)

エコーズ(東村山)4−1日の出(葛飾)

山野レッドイーグルスA(世田谷)5−3ジュニアスターズ(立川)

ブラザースクラブ(荒川)4−3富ケ谷ノーティボーイズ(渋谷)

荏原イーグルス(品川)2−1東陽フェニックスA(江東)

新宿ドリーム(新宿)14−11野塩ファイターズ(清瀬)

松島ファルコンズA(江戸川)5−4梶山レッドスターズ(板橋)

多摩ボーイズA(多摩)7−2小川パワーズ(町田)

東山エイターズ(目黒)9−2石浜ベースボールクラブ(台東)

新山クラウンス野球倶楽部(中野)7−0青梅スピリッツ(青梅)

篠崎アトムズ(江戸川)8−4蓮根ロータス(板橋)

狛江ロッキーズ(狛江)4−3増戸少年野球クラブ(あきる野)

ヤングジャイアンツ(練馬)10−2小平スネークス(小平)

本村クラブ(港)4−3ムサシクラブA(世田谷)

新川リトルズA(三鷹)4−3フレッシュバンビ(葛飾)

大塚ミスギホープ(文京)12−7イヤリングス(武蔵野)

若葉台フレンズ(稲城)11−9北野バイオレンズ(八王子)

越中島ブレーブス(江東)4−0リトルフィッシュ(足立)

ブルースカイズA(北)12−0国分寺ファイブスターズ(国分寺)

ゼットタイガー(大田)5−0調布ファイターズ(調布)

国立ヤングスワローズA(国立)7−1船堀ダックスクラブ(江戸川)

西東京ツインズ(西東京)12−1羽村ドルフィンズ(羽村)

三小タイガースA(府中)7−3桃一小野球クラブA(杉並)

(東京中日スポーツ)

 

この記事を印刷する

PR情報