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【東京都知事杯争奪】

4強出そろう

この日2試合に先発し、好投したブルースカイズの長部君(上)と好リリーフをみせた早川君(下)

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 夏の“東京一”を競う東京都知事杯第41回都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は8日、八王子市の滝ガ原運動場野球場で4回戦8試合と準々決勝を行った。大会ベスト4に勝ち上がったのはナインスターズA、山野レッドイーグルスAの世田谷代表2チームと東山エイターズ(目黒)、ブルースカイズA(北)。15日には同市上柚木公園球場で準決勝と決勝が行われる。 (ペン&カメラ=石井智昭、鈴木秀樹)

◆投手陣好調!!ブルースカイズ

 4年生チャンピオンが万全の復活劇! ブルースカイズが2試合を完封勝ちし、チーム初の都大会4強入りを果たした。

 一昨年には23区少年大会で低学年王者に。しかし、昨秋の新人戦は強敵・早一ファイトボーイズ(練馬)に初戦負け、さきの全日本学童東京大会では、後に準優勝した小山ドラゴンズ(東久留米)と当たった2回戦で敗退と、都大会の舞台では不完全燃焼の戦いが続いていた。

 それがこの都知事杯では一変。初戦で国分寺ファイブスターズ(国分寺)に12−0で大勝すると、3回戦では難敵・越中島ブレーブス(江東)に4−2で競り勝ち、ベスト16入りした。この日も4回戦で若葉台フレンズ(稲城)、準々決勝でゼットタイガー(大田)と、いずれも都大会常連の強豪をシャットアウトしてみせた。

 「投手陣が頑張ってくれています」という栗原道信監督の言葉どおり、大会での失点は越中島に与えた2点のみだ。「3人の投手が、みんないいですね」。この日は若葉台戦を長部玲史君、鶴見光太君、早川恵陽君の3人で、ゼット戦を長部君、早川君のふたりでつないだ。「フォアボールを出さないよう、粘り強く投げられています」と長部君、「きょうはコントロールが良かった」と早川君。鶴見君は「コントロールに気をつけて丁寧に投げれば、みんなが守ってくれるから」と信頼できる野手陣に感謝した。

 4強に与えられる駒沢ジュニア大会への出場権を得て、「また小山とできる!」と選手らは雪辱に燃える。もちろん、その前には上柚木で、輝く都知事杯を手に入れるつもりだ。

◆ゼットタイガー レベルアップも…

 完封とはいえ、惜敗の準々決勝を終え、ベスト8で八王子を後にしたゼットタイガー。6年生は9人と、決して厚い選手層ではないが、春以降も選手一人ひとりが力をつけ、着実にレベルアップした姿を今大会で披露した。この日も西東京ツインズ(西東京)との4回戦は星拓翔君が好投、準々決勝は大山翔偉君が先発と「どちらもプラン通り」(原秀央監督)の戦いを展開。指揮官は「準々決勝は打てなかったのがすべてでしょう」と相手投手陣をたたえ、涙を流す選手らを叱咤(しった)していた。

この試合4打数4安打2本塁打の大活躍で勝利に貢献した東山エイターズの山口君

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◆東山エイターズ 攻守ガッチリ

 大会初出場の東山エイターズがベスト4に進出、新川リトルズA(三鷹)をコールドで下し準決勝に駒を進めた。

 新山クラウンス野球倶楽部(中野)との4回戦では、2−8の劣勢をひっくり返す大逆転劇を演じると、ダブルヘッダーとなる新川戦ではさらに勢いを増した。

 なかでも、5年生の山口蒼生君が4打数4安打の活躍で勝利に貢献、2本塁打3打点と大暴れした。

 「まずは出塁しようと思い打席に入りました。外野の守備を抜けたのでよかった」と山口君。1回表に2点を許したその裏、インコースの厳しいコースを鋭く振り抜くと左翼線を破り一気にホームに帰った。

 7−3で迎えた5回には、2死二塁から再び左翼線を破る2ランホームラン。「打線も好調ですが、内外野の守備陣がよく守ってくれました」と大橋健司監督が話すように、先発の岡山倖暉君、2番手・牧田健吾君が好投すると、三塁手の木村維良主将ら内外野が堅守ぶりをみせ勝利を手にした。

 2−2に追いついた1回には、逆転となる2ランスクイズを決めるなど、チームをけん引した木村主将は「ここまで来たら絶対に優勝して東京代表を狙いたい」。支部予選では全国大会にも出場経験のある不動パイレーツを準決勝で下し都大会進出を決めたエイターズ、強豪を下した自信を胸に頂を目指す。

◆新山クラウンス 佐々木君の3発実らず

 新山クラウンス野球倶楽部(中野)は東山エイターズとの4回戦で、8−2の5回に投手陣が崩れ、まさかの逆転負け。石川徹監督も「悪いところが出てしまいましたね…」と天を仰いだ。この試合では、主砲の1番・佐々木正隆捕手が初回から3打席連続の特大本塁打を放ち、会場をどよめかせた。最終回の4打席目は、左中間に上がった大飛球を、深く守った東山外野陣に抑えられたが、「(地元ではフェンスで阻まれる打球も多く)広い滝ガ原で、打球を遠くまで飛ばせて気持ちよかったです。力は出せました。来年は後輩たちにも来てほしい」と話していた。

攻守に成長した姿を披露した光華グリーンズナイン

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◆光華グリーンズ 新人戦記録に一歩届かず

 光華グリーンズ(昭島)は山野レッドとの4回戦に敗れ、都新人戦で記録したベスト8には一歩、届かなかった。それでも、6年生になり、攻守にパワーアップした姿を披露。「それぞれが力をつけていますが、本人たちが自覚していないのが…」と、森本拓也監督は苦笑い。「2勝できたけど、反省点も多い。力で押すだけでは抑えられないことも分かりました」と戦いを振り返るエース・田中多貴主将をはじめ、6年生全員がオール昭島に選抜されている。「オールでも強いチームと当たると思うので、そこで勝てたらうれしいです」と前を向いた。

 ▽4回戦

ナインスターズA(世田谷)10−0八王子ライジング(八王子)

小山ファイターズ(町田)11−2高四パワーズA(杉並)

山野レッドイーグルス(世田谷)A10−2光華グリーンズ(昭島)

荏原イーグルス(品川)5−3松島ファルコンズA(江戸川)

東山エイターズ(目黒)13−8新山クラウンス野球倶楽部(中野)

新川リトルズA(三鷹)7−5ヤングジャイアンツ(練馬)

ブルースカイズA(北)6−0若葉台フレンズ(稲城)

ゼットタイガー(大田)6−1西東京ツインズ(西東京)

 ▽準々決勝

ナインスターズA10−0小山ファイターズ

山野レッドイーグルスA4−2荏原イーグルス

東山エイターズ10−3新川リトルズA

ブルースカイズ2−0ゼットタイガー

(東京中日スポーツ)

 

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