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【東京都知事杯争奪】

史上初3度目!頂点 山野レッドイーグルス

3度目の優勝を果たした山野レッドイーグルス

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 東京都知事杯第41回都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都軟式野球連盟、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は15日、八王子市の上柚木公園野球場で決勝までが行われ、山野レッドイーグルスA(世田谷)が決勝で東山エイターズ(目黒)を下し第36回大会以来、3度目の優勝を果たした。

 山野は8月4日から稲城市の稲城中央公園野球場で開催される「東京新聞カップ第41回関東学童軟式野球大会」に都代表として出場する。(ペン&カメラ=鈴木秀樹、石井智昭)

◆サヨナラで決めた!!

タイブレーク8回裏2死二塁、山野は橋本君の適時打で野村君(5)がサヨナラのホームイン

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 流れは決して、良くなかった。

 劣勢から同点に追いつき、最終7回には無死満塁と、サヨナラ勝ちの絶好機。しかし、相手のファインプレーに阻まれゼロに終わると、その直後、無死満塁開始のタイブレーク8回表には5失点し、応援席には重い空気も…。

 それでも、今大会過去2度の優勝を誇る、百戦錬磨の山野。「こんな試合は、4年生のときにしたことがあったんです。そのときにも逆転勝ちしました」と小薗卓也主将。「みんな、逆転できるって思ってました!」。

 8回裏、3点を返しなおも2死二、三塁から、2番・野村瑛斗君の中飛が風にあおられた敵失で、ついに同点に。最後は5年生の大砲・橋本尋君が外角球をうまく左前に運び、ついにサヨナラ勝ちをし、3度目の都知事杯を手に入れた。

 値千金のサヨナラ打で試合を決めた橋本君が大会MVPを獲得。副賞のオーダーグラブ目録を抱え、「最終回は“僕に回ってこい!”と思ってました」とニコニコだ。この日も2試合で好投し、「気合で投げました!」と元気な左腕・津島悠翔君とのスーパー5年生コンビは、今大会でも大活躍した。「もちろん、6年生たちの頑張りがあってこそ」と小森俊臣監督。マスクを被り、リードオフマンとしてもチームをけん引した小薗主将、丁寧で粘り強い投球が光った浅野佑亮君ら上級生の粘り強さが、大舞台で強い山野の野球を形にした。

 これで2010年の第32回大会、そして第36回に続く大会制覇。過去2度優勝は第7、10回のケープジャック(東久留米)、第18、20回の小宮シャークス(八王子)、第23、29回の木根川レッズ(葛飾)、第28、30回の葛飾アニマルズ(同)がいるが、3度目は初めてだ。

 8月の関東へ。「次も山野らしい戦いで」と小森監督が言えば、小薗主将は「まだ戦ったことのない、強いチームばかりだと思う。気を引き締めて、楽しみたいです」と力強く話した。

惜しくも準優勝に終わったが、大躍進を見せた東山エイターズ

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◆東山エイターズ大躍進!!準V

 次々と強豪を下し勢いに乗った東山エイターズが大躍進を遂げる準優勝、気温30度を優に超える灼熱(しゃくねつ)のグラウンドで8回タイブレークにもつれる熱い戦いを繰り広げた。

 3−3で迎えた7回裏、1点でも失えばサヨナラ負けを喫する無死満塁のピンチでも集中力を切らすことはなかった。

 「ホームでアウトを一つずつ取って行こう」。大橋健司監督がマウンド上で鼓舞すると、ここまで成長を続ける選手たちが最高のプレーで切り抜けた。6回から2番手のマウンドに立った高田蒼真君が粘りのピッチングをみせ、内、外野のフライで打ち取ると、続く2死満塁では、左翼手の山口蒼生君が安打性のライナーをダイビングキャッチ、絶体絶命のピンチを救うスーパープレーが飛び出した。

 「本当に1試合1試合、自信を持って戦ってくれました。ここまで来るとは正直、思っていませんでした」と指揮官は一回りも二回りもたくましさが増した選手たちを見つめ声を詰まらせた。

 これまでは、上部大会に進むと緊張からエラーが続き敗れる試合があったというエイターズ。1戦1戦、厳しい試合を勝ち続けることで自信をつけて決勝の舞台まで上り詰めた。

 タイブレークでは、岡山倖暉君の適時打や、金子祥大君の左中間を破る走者一掃の3塁打などで5点を奪いながらも、過去2度の優勝を誇る山野に逆転を許し力尽きた。

 それでも、胸を張る準V、激闘を戦ったナインたちに会場からは惜しみない拍手が送られた。

 木村維良主将は「高田君が踏ん張ってくれていたので、絶対に勝つ気持ちで戦いました。もっと守備力を上げて次は絶対に優勝したい」。上位チームが出場する9月の駒沢ジュニアベースボール大会では都知事杯の悔しさをぶつける。

      ◇

 ▽ブルースカイズA・栗原道信監督「打てませんでしたね。相手のピッチャーが良かったということでしょう。こういう大きな大会は慣れていると思うので緊張や、力みはなかったと思うけれどね。最後まであきらめず戦ってくれました」

 ▽同・平沼蓮樹主将「チームのみんなはバッティングが良く、いいところまで行ったけれど、エイターズの守備が良かった。チームの練習以外に自己練習の成果を出すことができました」

3位に入賞したブルースカイズA

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 ▽ナインスターズA・足立尚樹監督「(この日は足立然主将がU12侍ジャパン合宿で不在)全員が同じ数のボールを受け、同じ数のボールを打つ練習をしている。誰かが欠けても、同じようにやろうと。終盤の追い上げで、うちらしさは出せたかなと思います。駒沢ジュニアの出場権を得たので、そこを目指します」

 ▽同・能村詢矢ゲームキャプテン「立ち上がりの硬さが失点につながってしまいました。敗戦は悔しいけれど、チームが力をつけているのは、見せられたと思う」

3位に入賞したナインスターズA

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 ▽準決勝

山野レッドイーグルスA8−7ナインスターズA

東山エイターズ2−0ブルースカイズA

 ▽決勝

東山エイターズ

00300005|8

01011006x|9

山野レッドイーグルスA

 (タイブレーク8回)

(東)牧田健吾、高田蒼真−片岡昊平

(山)浅野佑亮、津島悠翔−野村瑛斗

(東京中日スポーツ)

 

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