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【東京都知事杯・女子】

江戸川エンジェルズ 投打ガッチリで連覇

 東京都知事杯第6回都女子学童軟式野球大会エリエールトーナメント(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は7月16日、足立区の舎人公園野球場で決勝などを行い、江戸川エンジェルズが東久留米フェアリーズを破り、4日にさいたま市で開幕する女子学童の全国大会「NPBガールズトーナメント2017」への都代表を獲得した。敗れた東久留米はNPB推薦で同大会に挑む。

 また、第5回女子学童選手権大会(12、13日・埼玉)出場への代表順位決定戦を、豊島ファイヤーズとオール江東女子の3位同士が行い、豊島が勝利し第1代表を獲得した。 (都丸満)

史上初の2連覇を達成した江戸川エンジェルズ(都丸満撮影)

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 「優勝して当たり前」(五月女律主将)と言われ、プレッシャーを感じながら戦った江戸川エンジェルズが、大会史上初の2連覇を達成し4回目の頂点に立った。

 準決勝では、0−0の3回表に先制されるも、直後に逆転。5回には中込優衣さん、村松日向子さんの4、5番コンビの連打など打者一巡で4得点。6回には、中込さんが2点適時打を放ち計9点を奪い勝利した。

 初戦から全試合で9点を獲得した好調打線に加え、「今年はバッテリーも」と鮫島徹郎監督が言う通り、3回戦では5失点したものの、他は2失点に抑える好投を披露した投手陣。投打がガッチリかみ合い快進撃を続けた。

4打数4安打5打点と主砲の役割を果たした中込さん

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 決勝でも女王の勢いは衰えなかった。1回表無死二、三塁。パスボールの間に先制すると、3番・小堀瑠花さんの本塁打でも2点を加え好スタートを切った。

 1失点後の3回、中込さんの適時打で加点。続く4回にも中込さんの2点適時打など、打者10人で6点を加え、今大会初の2ケタ得点を奪うと、10−2で迎えた5回1死二、三塁で三ゴロの間に1点。ここで三たび中込さんの適時打で2点を加え、コールドとなる点差をつけた。最後は、2番手・村松日向子さんから継いだ五月女主将が三振で締めくくり決した。

先発し好投した玉川さん

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 五月女主将は「一試合ずつどんどん強くなっていった。最後に2ケタ得点で勝てて良かった」とニッコリ。準決勝との2戦で8打数7安打8打点とバットで活躍した主砲の中込さんは「(父親との)打撃練習の成果が出せた」とうなずき、「全国でも打ってチームに貢献したい」とキッパリ。手応えを感じていたと言う鮫島監督は「力を出し切れれば…。去年の16強以上を狙います」と誓った。

◆東久留米フェアリーズ 大躍進!銀メダル

準優勝の東久留米フェアリーズ

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 昨年までの5大会全てで初戦敗退。ベストメンバーで戦えるように、市の軟式野球連盟が市大会の日程調整など「全面的な協力があった」(原田正博監督)東久留米フェアリーズが大躍進を遂げた。

 大会初勝利を飾り勢いに乗ると、2回戦以降でも大会上位入賞経験のあるチームを次々と撃破。準々決勝では、昨年3位のオール江東女子を2安打2失点に抑え快勝し決勝まで駆け上がった。

 決勝の相手は女王・江戸川。「自分たちの野球ができれば」(原田監督)と挑んだ。だが、それができずに失点を重ね、攻撃でも1回裏に1点と、4回に先頭の和久本結華主将がヘッドスライディングで出塁、そのとき右手小指を負傷したが、痛みに耐えながらホームを踏んだ計2点のみ。

 「格が違いました。完敗です」と原田監督。だが、この経験は「子供たちに一生の宝になった」と最後まで戦いきっての銀メダル獲得に頬を緩めた。

 初の全国大会出場で「プレッシャーはある。しっかり練習し直し、一試合でも多く戦えるように頑張るしかない」と指揮官。ケガで大舞台出場が難しくなった和久本主将は「ベンチからしっかり指示を出したい」と裏方でチームを引っ張ることを誓った。

 ▽決勝

江戸川エンジェルズ

30163|13

10010|2

東久留米フェアリーズ

 (5回コールド)

(江)玉川景織子、村松日向子、五月女律−五月女、中込優衣

(東)原田美怜、水上愛理、島崎菜奈、小山栞莉−和久本結華

本塁打 小堀瑠花(江)

◆豊島ファイヤーズ 笑顔締め

豊島ファイヤーズ

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 豊島ファイヤーズがチーム最高の3位。代表順位決定戦ではオール江東女子を退け、選手権大会への第1代表を獲得し笑顔で締めくくった。

 1回裏、高野小晴さん、大林和心さんの本塁打など打者13人でいきなり9点を奪う好スタートを切った。しかし、ここまで2安打2四球5三振と好投していた先発・加藤碧さんが崩れた5回、打者15人で10失点し11−12と逆転された。だが、規定時間が過ぎ最後となった裏の攻撃。2死後から敵失などで同点とすると、この日猛打賞の高橋さんが左超え三塁打を放ち、二走・浅原百々音さんがサヨナラのホームを踏み、2時間を越える接戦に終止符を打った。

 「最後の日まで試合ができたのは幸せですね」と山崎光男監督。兵藤海帆主将は「嬉しいです。(選手権では)優勝したいです」と笑顔で締めくくった。

オール江東女子

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 ▽オール江東女子・次郎丸晴夏主将「自分たちの目標の“最後まで諦めないで笑顔で戦う”ことができたので良かった。(選手権大会では)今日みたいに諦めないで自分たちの100%の力を出せるように頑張りたい」

 ▽同・長江彰孝監督「1回戦から楽な試合が無かった。打たれたけど最後まで諦めないで一生懸命やっての涙、悔し涙ではあるけど良い経験ができたかな。(選手権大会は)2年連続。昨年は初戦敗退。今年は何とか東京代表として1勝したい」

 ▽代表順位決定戦

オール江東女子

011010|12

90022x|13

豊島ファイヤーズ

 (5回時間切れ)

(オ)次郎丸晴夏、黒岩花歩−野積みいな

(豊)加藤碧、兵藤海帆−水越真央

本塁打 (1)高野小晴、大林和心(豊島)

(東京中日スポーツ)

 

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