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【山梨県大会】

ラウンダース、初頂点

優勝し、全日本大会出場を決めたラウンダース

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 山梨県予選(山梨県野球連盟など主催)は5月26日から県内の各球場で開催。6月2日に甲府市・緑が丘スポーツ公園野球場で行われた決勝ではラウンダース(山梨)が明見ジュニアベースボールクラブ(富士吉田)を下して大会初優勝を果たした。ラウンダースは8月に神宮球場などで行われる全日本学童大会に、明見は8月に東京・稲城中央公園野球場で行われる東京新聞カップ関東学童大会に、それぞれ県代表として出場する。 (鈴木秀樹)

◆持ち味発揮!!

優勝を決め、笑顔であいさつに駆け寄るラウンダースナイン

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 心理戦にも近い展開となった接戦を制して、ラウンダースが悲願の頂点に立った。

 昨夏には県内最大の山梨日日新聞・YBS杯を制して山梨一に。しかし、昨年チームの活躍は新チームの出遅れにもつながり、昨秋の新人戦では予選敗退と、苦杯もなめた。それだけに、達成感はひとしおだ。

 日原宏幸監督が振り返る。「初戦で昨年優勝のSNS(ベースボールクラブ、新人戦でも県王者)に勝てたのが大きかった。あとはいかに、自分たちの戦いをするか、だけでした」

 少ない好機で得点し、守り切るのがラウンダースの身上。この日は2回、連打に失策も絡んだ2点を明見に許してしまい、指揮官は「内容的にはベストではなかった」と振り返ったが、「そこからよく踏ん張ってくれました」。その裏に雨宮悠人君の適時打で四球の走者をかえし1点を奪うと、5回にも、四球をしっかりと得点につなげた。2死二塁から、俊足の9番打者・三枝夢季君が練習通り、三塁線に絶妙のセーフティーバント。これが慌てた相手野手の悪送球を誘い、ボールが右翼ファウルゾーンを転々とする間に、三枝君もホームを陥れ逆転してみせたのだった。

 本来の4番・藤巻利一君をケガで欠き、この日は明見よりも少ない4安打ながら、持ち味を最大限に発揮。「練習通りに転がせた」と決勝バントの三枝君が言えば、「精神的に強くなってきた」と日原監督も信頼する先発・寺本銀河君は丁寧な投球で7安打を許しながらも2失点の好投。初の全国に向け、荻原渉主将は「いつも通りに、小技を絡めて1点を取る野球ができたら」と、自分たちの野球を貫くことを誓っていた。

◆明見ジュニア 成長感じた準優勝

準優勝し、関東学童大会出場を決めた明見ジュニアベースボールクラブ

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 ラウンダースとは「タイプが似たチーム同士。接戦は予想どおりでした」と宮下巨源監督が振り返る明見ジュニア。安打数では相手を大きく上回ったが、「守り切らなければならないところで、ミスが出ました」と天を仰いだ。「それ以外はうまく守れてました。みんな頑張った。でも、そのワンプレーのために、練習を重ねてきたんです。野球の難しさですよね…」。

 とはいえ、成長も感じる県大会の戦いだった。鬢櫛琉空主将をはじめ、ナインの多くが6年生になって体が大きくなり「だんだんと、打球がよく飛ぶようになってきました」(鬢櫛主将)。チーム最大の武器である小技に加え、長打力も付いてきているのだ。

 準優勝で出場を決めた8月の関東大会までには、チームがさらに進化していそうだ。「この大会でも、どんどん変わってきていますからね。僕も楽しみです」と宮下監督。伸び盛りのナインは、真夏の東京でどんな戦いを見せてくれるだろうか。

2回表、右前に2点目の適時打を放つ明見ジュニア・住栄和彩さん

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 ▽決勝

明見ジュニアベースボールクラブ

0200000|2

010020x|3

ラウンダース

(明)宮下留胆仁−鬢櫛琉空

(ラ)寺本銀河−河内佑樹

◆開会式

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 5月26日の開会式では、源いずみ(南アルプス)の深澤真豊主将が「仲間を信じ、支えてくれる家族や監督、コーチへの感謝を忘れずに正々堂々と戦います」と選手宣誓した(写真・山梨県野球連盟提供)。

 ▽1回戦

貢川みつぎ(甲府)8−7春日居(笛吹)

東桂(都留)20−0泉ファイターズ(北杜)

勝山(南都留)6−1境サンボーイズ(都留)

若草エコーズ(南アルプス)10−5玉幡(甲斐)

南部Jr.ベースボールクラブ(南巨摩)32−4韮崎すずらん(韮崎)

忍野(南都留)12−5昭和(中央)

塩山南(甲州)14−3長坂(北杜)

ラウンダース(山梨)7−4SNSベースボールクラブ(大月)

北星(甲斐)10−9山城クラブ(甲府)

四方津ファイターズ(上野原)10−3源いずみ(南アルプス)

 ▽2回戦

明見Jr.ベースボールクラブ(富士吉田)11−1貢川みつぎ

東桂5−4勝山

若草エコーズ14−5日川(山梨) 

南部Jr.BC12−11市川(西八代)

忍野14−0ふじみ・あずま(富士吉田)

国母(甲府)4−2塩山南

ラウンダース10−2北星

四方津ファイターズ7−3舞鶴(甲府)

 ▽準々決勝

明見Jr.BC4−2東桂

南部Jr.BC4−1若草エコーズ

忍野11−1国母

ラウンダース7−0四方津ファイターズ

 ▽準決勝

明見Jr.BC3−2南部Jr.BC

ラウンダース17−0忍野

(東京中日スポーツ)

 

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