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【全日本大会予選】

[東京]全日本東京都大会 府中で開幕

2回裏、左中間に強いライナーで本塁打を放つ不動パイレーツ・西田君

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 高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント東京都大会(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は26日に府中市の同市民球場で開幕、27日には同球場などで1回戦30試合が行われた。昨秋の都新人戦準優勝の葛西ファイターズ(江戸川)など初戦を突破。同大会3位同士の対戦となった不動パイレーツ(目黒)と町田玉川(町田)の一戦は不動が完勝し2回戦に駒を進めた。6月3日には、同市郷土の森第1野球場で2回戦が行われる。 (ペン&カメラ=鈴木秀樹、石井智昭)

◆不動 “優勝候補対決”制す

 バックネット裏から、その後ろにある立体駐車場の2階にまで観戦者が詰め掛けた注目の一戦は、あっけないほどのワンサイドゲームとなった。

 昨秋の新人戦3位同士で、いずれも優勝候補の一角とみられた不動パイレーツと町田玉川。勝負を分けたのは初回の攻防だった。町田玉川は1番・矢竹開君の安打から無死二、三塁と、絶好の先制好機を作りながらも、次打者の当たりが不動先発・臼井良太君の好フィールディングで投ゴロ併殺に終わりゼロ。すると不動がその裏、中澤隆将君の先頭打者本塁打などで2点を先取した。

 これでリズムに乗った不動は2回にも5番・西田勇弥君の2ランなど、あれよあれよと打者10人で6得点。5回コールドで勝利した。普段から交流のある両チームだが、不動・神子空飛主将は「これまで1勝しかしたことなかったので、実は自信ありませんでした」と告白。3打点の西田君も「見て、鳥肌が…」と興奮しきりだった。

 敗れた町田玉川は、初回から攻守のミスが連鎖した。菊池拓平監督は「普段、ほとんどエラーのない子たちが…。何もできませんでした」とぼうぜんとしていた。

◆旭が丘 サヨナラで初陣飾る

激戦を制し初陣を飾った旭が丘エンジェルス

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 大会初出場の旭が丘エンジェルス(日野)がサヨナラで初陣を飾った。

 6回表には、けやきスラッガーズ(西東京)にスクイズを決められ4−7と突き放された旭が丘だったが、規定時間に達し最後の攻撃となった6回裏、選手たちは最後まであきらめることはなかった。

 「自分たちがリードしている試合でも苦しい時があった。相手もこの回を抑えなければならないというプレッシャーがあるはず、必ずチャンスが来るから1点、1点返していこう」。堀込士郎監督が鼓舞すると、選手たちは集中力を高め躍動した。

 なかでも、支部代表を懸けた決勝でサヨナラ打を放った久米真徹君がこの日も勝利に貢献、豊福翔希君のスクイズで同点に追いつくと、2死三塁から久米君が支部予選決勝に続く殊勲の一打を放った。

 「センターからライト方向に打つことを意識しました。打った瞬間は捕られてしまうかなと思ったけれど、越えたのでよかった」と久米君。内角高めのボールを引きつけ振り抜くと、右翼手の頭を越えボールが転々とする間に三塁ランナーの堀込啓太主将がホームに帰り激闘を制した。

 堀込主将は「最後までみんなが勝ちたい気持ちを持って戦った結果です。次も今日みたいに勝ちたい気持ちを忘れず臨みたい」。チームが掲げたのぼり旗に刻まれた“全員野球”の精神で勝利を目指す。

◆小山ドラゴンズ 打線爆発!!初戦突破

先発のマウンドに立ち笑顔をのぞかせる小山ドラゴンズの中野さん

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 小山ドラゴンズ(東久留米)の中野美遥さん、小作台少年野球クラブ(羽村)・井上悠花さん女子選手同士の投げ合いで始まった一戦は、初回から小山の打線が爆発し2回戦進出を決めた。

 先発の一角として支部予選を投げ抜いてきたピーリス悠斗君が右肘痛で戦列を離れるなか、中野さん、大野柊君、三河和希君が好投。打撃力アップに向け、冬の期間には2万スイングにも及ぶ振り込みを敢行してきたという打線も、三河君が左中間を破るランニングホームランを放つなど、初戦から力を発揮した。

 外角の厳しいコースに次々と決め2イニングを2失点に抑えた中野さんは「相手の先発も女子選手だったので自分も頑張ろうと思いました」と笑顔で汗をぬぐった。

 3回には、2ランホームランを放ったほか、3番手のマウンドに立ち速球を披露した三河君は「次の試合もチャンスで打ちたい」とうなずいた。

 長島直人主将は「冬の走り込みと、バッティング練習の成果が試合で出せました。次もチーム全員で戦っていきたい」。投打で力をつけてきたという小山が悲願の東京代表に突き進む。

◆レッドカイザーズ 井田君が粘投

粘り強い投球でチームに勝利をもたらしたレッドカイザーズの井田君

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 江戸川第3代表のレッドカイザーズが快勝。すでに勝利を収めていた葛西ファイターズ、ジュニアナインズとともに、同区全チームの初戦突破を決める一勝を挙げた。

 初回に4点を奪うと、同点に追いつかれた3回裏に高橋賢生君の適時打などで3点、制限時間いっぱいで迎えた6回にも1点を加え、8−4としたところでゲームセットとなった。「ピッチャーが良かったから」と松村訊互主将。完投の井田裕士君は「粘り強く投げられました」と笑顔だった。

◆保護者も一緒に行進

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 26日に府中市民球場行われた開会式には各支部代表の62チームが参加。府中代表の日新グリーンボーイズA・杉田翔和主将が「日ごろの練習の成果を十分に発揮し、野球ができることを感謝して仲間とともに最後まであきらめず戦い抜くことを誓います」と力強い宣誓を行った。

 また、初めての試みとなる選手の保護者らも入場行進に参加し、選手とともにグラウンドを一周した。

 ▽1回戦

高島エイトA(板橋)7−5ナインスターズA(世田谷)

調布ファイターズ(調布)7−0福生ヤングジャイアンツ(福生)

花小金井サイドワインダーズ(小平)11−0杉十ファイターズA(杉並)

北野バイオレンズ(八王子)8−1神田スピリッツ(千代田)

葛西ファイターズA(江戸川)10−1ニュー愛宕(江東)

ジュニアヤンガース(足立)9−1青空(武蔵村山)

フレール(大田)8−2住吉ビクトリーA(府中)

ジュニアナインズ(江戸川)5−3レッドライオンズ(清瀬)

多摩ボーイズ(多摩)11−1和泉フレンズ(狛江)

レッドサンズA(文京)7−6立川メッツ(立川)

堤若草(墨田)6−3吉野ベースボールクラブ(青梅)

中村ウィンズ(練馬)11−3日新グリーンボーイズA(府中)

不動パイレーツ(目黒)9−0町田玉川(町田)

サンジュニア(台東)6−5東村山シーガルス(東村山)

小金井ビクトリー(小金井)12−3日の出(葛飾)

フレッシュバンビ(葛飾)9−0下石神井小ライガース(練馬)

四谷フェニックス(新宿)8−1中野セネタースA(中野)

レッドカイザーズ(江戸川)8−4日の出ジュニアファイターズ(あきる野)

オール麻布(港)5−4二小ブラックイーグルス(府中)

トゥールスジュニア(荒川)7−1国立ヤングスワローズA(国立)

ゼットタイガー(大田)5−2ブルーウィングス(町田)

旭が丘エンジェルス(日野)8−7けやきスラッガーズ(西東京)

若葉台フレンズ(稲城)11−1リトルジャイアンツ(世田谷)

カバラホークス(足立)7−1西巣鴨イーグルス(豊島)

高島平ブラザーズ(板橋)9−8国分寺スカイホークス(国分寺)

潮見パワーズA(江東)6−5連雀スパローズ(三鷹)

光華グリーンズ(昭島)8−6武蔵野エースハンターズ(武蔵野)

小山ドラゴンズ(東久留米)9−5小作台少年野球クラブ(羽村)

ブルースカイズA(北)13−2中央バンディーズ(中央)

初台ビクトリー(渋谷)11−10旗の台クラブ(品川)

(東京中日スポーツ)

 

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