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【東京都少年(中学)王座決定戦】

駿台学園中、有終V チーム史に刻んだ全国ベスト4!

3連覇を達成した駿台学園中の選手ら(いずれも都丸満撮影)

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 東京都スポーツ文化事業団理事長杯・駒沢ジュニアベースボール大会第5回東京都少年王座決定戦(都スポーツ文化事業団、駒沢オリンピック公園総合運動場主催、都軟式野球連盟主管、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は8月25日、世田谷区の大蔵総合運動場野球場で2日間の日程で開催され、中体連勢対決となった決勝で駿台学園中(北)が上一色中(江戸川)を下して3連覇を達成した。日大豊山中(中体連・文京)と大森ホワイトスネークス(大田)が3位だった。 (都丸満)

◆一気に決めた

 駿台学園中が東京王者で有終の美を飾った。

 「(今チームの)初戦はボロ負けで、先が不安だった」と大島雅樹監督。それでも、「しっかり毎日練習して」挑んだ昨秋の新人戦は連覇を達成、6月の全日本都予選も頂点に立ち都2冠を獲得。さらに、フォークナー騰真主将が「まだまだ避難所での生活を余儀なくされている方もたくさんいると聞きました。そのような中で、こうして仲間と野球ができることの意味を考え、持っていなければならない思いを大切にし、日本を明るく元気にしていくことを誓います」と、選手宣誓にも体感を盛り込んだ広島県呉市などで8月20日に開幕した中体連の全国大会では、ベスト4入りを果たしチーム史に新たな一ページを刻んだ。

 決勝の相手は、新人戦と全日本の都予選、中体連の選手権と関東大会で対戦している上一色中。成績は3勝1敗と勝ち越しているが、直近の関東大会決勝で敗れた悔しさを胸に5度目の対戦に臨んだ。

 1回表、いきなり打者9人4安打で3得点すると、2回には、2番・フォークナー主将からの3連打に、1死後には成澤悠太の柵越え2ランも飛び出し序盤で一気に突き放した。投げても、初戦で完封したフォークナー主将に続き、準決勝では、成澤−加藤光太郎、決勝も先発・成澤が3回まで好投し計15イニングをゼロ封。4回裏には1失点したものの、直後には再び打者一巡で5得点し、5回コールドで都3冠を獲得した。

 「3年生全員で戦える最後の大会でしっかり野球を楽しめた」とフォークナー主将、「最初はボロボロで悩んだ時期もあったが、結果的に全国大会とかの舞台に立てて良かった」と1年を振り返り、大島監督は「歴史を作った選手に感謝しています」と頂点に登り詰めた選手に目を向けた。

上一色中は初優勝は逃したが堂々の準優勝

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◆上一色中、準V リベンジ果たせず

 3年生だけで挑んだ最後の大会だったが、大敗を喫し準優勝に終わった上一色中。

 今チームは2度の都準優勝、中体連では関東大会で駿台に勝利し全国大会にも出場した。結果は駿台と共にベスト4だったが、「チームとしての課題は克服できていたので、ここまで来られた」と振り返る石神遥樹主将。

 決勝は、制球が定まらなかった先発・舘野智靖、その「甘い球をしっかり打たれた」と西尾弘幸監督。1、2回に柵越え本塁打を含む8安打全てを外野に運ばれ失点を重ねた。

 3、4回には持ち直し無失点に抑えたものの、5回には再び失点。攻撃も4回に、4番・苅部力翔、富田倖丞の連打で一矢報いたが、反撃もこの1点にとどまり涙をのんだ。

 それでも、「最後は個々の課題が残ってしまい、そこが勝敗を分けたたが、しっかり全員で戦えた」と石神主将。西尾監督は「負けてしまったんですけど、彼らにとって良かったと思う。まだ高校というステージがあるので、“自分に足りないことがある”というのをしっかり分かってくれれば」とエールを送った。

 ▽1回戦

駿台学園中(中体連)9−0立川ベースボールクラブ(立川)

日大豊山中(中体連)3−1神谷ライオンズA(北)

上一色中(中体連)10−3上馬シニア野球クラブ(世田谷)

大森ホワイトスネークス(大田)3−2リトルジャイアンツ(葛飾)

 ▽準決勝

駿台学園中6−0日大豊山中

上一色中5−1大森ホワイトスネークス

 ▽決勝

駿台学園中

34005|12

00010|1

上一色中

 (5回コールド)

(駿)成澤悠太、加藤光太郎−冨安翔太

(上)舘野智靖、苅部力翔−富田倖丞

本塁打 成澤(駿)

(東京中日スポーツ)

 

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