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【東京都少年新人(中学)軟式野球大会】

日大豊山中、都新人戦初出場で快進撃!初V

 第18回東京都少年(中学)新人軟式野球大会コントリビュート・トーナメント(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞など後援)は14日、葛飾区総合スポーツセンター野球場(奥戸野球場)で決勝などを行い、日大豊山中(中体連・文京)がブラックキラーズA(足立)を破り初優勝した。両チームは、来年3月に静岡県で開催される第10回文部科学大臣杯全国春季大会に出場する。3位の修徳中(葛飾)とケープシニア(東久留米)は、代表決定戦で修徳中が勝利し、11月の第21回関東・北信越大会(宇都宮市)への出場権を獲得した。 (ペン&カメラ=都丸満、石井智昭)

最後まで集中力を切らさず初優勝した日大豊山中

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 快進撃を続けた日大豊山中が初の頂点、快投を続けた先発・月村紳吾が最後のバッターをキャッチャーフライに仕留めると、ベンチの選手たちもマウンドに駆け寄り人さし指を突き上げ喜びを爆発させた。

マウンド上で初優勝を喜ぶ選手たち

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 「選手たちは最後の最後に心の成長をみせてくれました」と本年度から采配を振るった岡部悠希監督は最後まで集中力を切らさず戦い抜いた選手たちに最敬礼だった。

 平日の練習では、週2回程度しか広いグラウンドが使用できないという豊山中。少ない使用時間のなか、練習から集中しレベルアップに励んだ成果が実を結んだ。3回、1死二塁から橋本舞孔の左翼線への適時打で先制すると、1−0で迎えた6回には、無死一、三塁で狩野光晴主将がスクイズを決め2点目。低めのコースを突き好投するブラックキラーズ先発の谷口大志を打ち崩すことができなかったが、6回には、右中間への安打制の当たりを中堅手の飯野真央がダイビングキャッチ、バックも右腕を助け勝利を手にした。

 気迫のピッチングで1安打完封と好投した月村は「立ち上がりはあまり良くなかったけれど、4回くらいからいつものピッチングができました」と笑顔で汗をぬぐった。

 試合を決定づけるスクイズを決めたほか、女房役として好リードをみせた狩野主将は「バントの練習をしていたので、大事なところで決めることができました。全国大会に向け、もっと集中力を高めて行きたい」。2年生の集大成を全国の舞台でぶつける。

◆ブラックキラーズ、堂々準優勝!9年ぶり全国へ

ブラックキラーズは優勝には一歩届かなかったが堂々の準優勝

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 ブラックキラーズは、修徳中との準決勝で、2回に吉岡卓真の三塁打など打者10人で6点奪い、投げても先発・大場慎之介が完封し、9年ぶりの決勝戦に進出すると同時に、全国春季大会への出場権を獲得した。

先発し初完投した谷口大志

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 「ベンチと一体となって良い試合ができた」と準決勝を振り返った中西謙太主将。決勝は、「投手のケガが多くて」(杉山和宏監督)という苦しい中、先発のマウンドに上がったのは右腕・谷口大志。

 支部のリーグ戦では登板しているが、都大会でのマウンドは初、しかも決勝での先発。「最初はストライク、変化球が入らなかった」というが、初の大舞台で豊山打線を3安打に抑える堂々のピッチングを披露し初完投した。

 打撃では谷口大が3回に放った1安打のみ、「フライが多く打ち取られていた」と中西主将。好投する右腕を援護することができずに惜敗した。

 杉山監督は「よく投げましたね、もっと差が開くと思ったけど」と好投をたたえ、9年ぶりの優勝は逃したが「よく頑張ったと思います」と戦いきった選手に目を向けた。

 全国大会に向け、「見つかった課題を克服し挑みたい」と中西主将が語れば、指揮官も「もう1回鍛え直してベスト(な状態)で」と気を引き締めていた。

 ▽決勝

ブラックキラーズA

0000000|0

001001x|2

日大豊山中

(ブ)谷口大志−芦川楓真

(日)月村紳吾−狩野光晴

3位の修徳中

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◆修徳中、関東・北信越切符ゲット

 3位同士による関東・北信越新人大会への出場を懸けた代表決定戦は、修徳中がケープシニアに逆転勝利。ブラックキラーズAとの準決勝では、大量点を許し大敗を喫したが、最後の一戦では、支部予選をはじめ、練習でも使用する慣れ親しんだグラウンドで意地を見せた。

 「準決勝の敗戦から悪い流れが続き、テンポも悪かったなか、最後によく勝ちきってくれました」と山崎剛史監督。1−3で迎えた6回、“最後に意地を見せてこい”と指揮官が鼓舞すると、選手たちは期待に応え勝負強さを発揮した。

 1死一塁から斎藤敏哉が左中間を破る二塁打で1点差に詰め寄ると、1死一、三塁で霜鳥天羅が左翼手の頭を越える適時打で同点に追いついた。

 これで勢いを取り戻した修徳中は続く柳下翔希が右翼手の前に落ちる適時打で逆転。

 「(斎藤)敏哉が1点を返し、流れが来ていたので集中していきました」と柳下は試合を決める殊勲の一打に笑顔をのぞかせた。

 1点を追う1回裏には、中前の適時打を放つなど、チームをけん引した古宇田来主将は「東京の代表として恥じないプレーを全員でやって行きたい」。2年生8人、1年生8人計16人の少数精鋭が上位を目指す。

ケープシニア

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◆ケープシニア、代表スルリ…

 あと1勝が…。準決勝で日大豊山中に、代表決定戦では、村井大樹が1回の先制と3回の勝ち越し打を放ち5回まで先行したものの、逆転を許し修徳中に敗れ都代表を逃したケープシニア。

 高橋輝主将は「緊張で力を出せていなかった。大事な場面で1本が出なかった」と肩を落とし、「一人一人個々の実力は有ると思うけど試合になると力が入ってしまう」と課題を語り、来春の全国大会予選へと気持ちを切り替えていた。

 ▽準決勝

日大豊山中(中体連)7−1ケープシニア(東久留米)

ブラックキラーズA(足立)6−0修徳中(葛飾)

 ▽代表決定戦

ケープシニア

1020000|3

100003x|4

修徳中

(ケ)高橋輝、小林駿人−村井大樹

(修)篠崎国忠、柳下翔希−芦川晴基

(東京中日スポーツ)

 

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