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【全日本少年(中学)軟式野球東京都大会】

駿台学園中 連覇 「目の前の試合に集中する力を持っている」

 中学軟式のリポビタントーナメント第35回全日本少年軟式野球東京都大会(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞など後援)は6月17日、杉並区の上井草スポーツセンター運動場で準決勝、決勝が行われ、中体連同士の対戦となった決勝は駿台学園中(北)が上一色中(江戸川)を下し2年連続の頂点に立った。神谷ライオンズA(北)と大森ホワイトスネークスA(大田)が3位。優勝の駿台は7日に栃木県で開催される同関東予選会、上一色は8月に行われる水戸市長旗に出場する。 (石井智昭)

◆フォークナー主将 投打でチームけん引

昨年に続き優勝した駿台学園中(石井智昭撮影)

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 前年王者で昨秋の新人戦チャンピオンが貫禄の試合運びで連覇を達成、先輩たちに続く東京ナンバーワンの称号を手にした。

 午前9時から行われた準決勝を終え、午後からの決勝とインターバルが長かったなかでも集中力を切らすことはなかった。

先発のマウンドに立ち3安打完投と活躍したフォークナー主将(石井智昭撮影)

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 「この学年の選手たちは昨年に比べれば力が落ちるかもしれません。でも、彼らは1戦1戦、目の前の試合に集中する力を持っている」と西村晴樹監督は持ち味を出し切った選手たちの戦いぶりを手放しで喜んだ。

 なかでも、フォークナー騰真主将が投打でチームをけん引、先発のマウンドに立ち上一色中の初回の攻撃を3人で抑えると、その裏、先制の口火となる中越えの3塁打。続く冨安翔太がスクイズを決め先制した。

 「今日はスライダーが良かったので、変化球を中心に投げました。立ち上がりはストライクとボールがはっきりしてしまっていたけれど、徐々にコントロールも良くなってきました」とフォークナー主将は快投を喜んだ。

 2−1で迎えた4回には、エンドランから和田颯王、冨安の適時打で2点を追加。6回には、粘りをみせる上一色に1点を許したが、その後はフォークナー主将がインコース低めを丁寧に突くピッチングで栄冠をつかんだ。

 勝負強さをみせ決勝点となる適時打を放った和田は「どんな打球でもいいから次につながるバッティングを心掛けました。エンドランがうまく決まって良かった」と殊勲の一打に声を弾ませた。

 フォークナー主将は「大会に出場した僕たちを除く55チームの分まで戦って行きたい」。昨年は全国大会出場に一歩届かなかった駿台。先輩の悔しさと、都内でしのぎを削ったライバルたちの気持ちを胸に関東突破に突き進む。

◆上一色中 成長見せた準優勝

準優勝の上一色中の選手ら

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 1、2年生、保護者ら80人を超える応援団の声援に後押しされた上一色中だったが、新人戦決勝の相手にリベンジを果たすことはできなかった。

 「新人戦で敗れた思いを忘れず練習にも力を入れてきましたが、まだ足りないところがある」と西尾弘幸監督。昨秋の敗戦から約7カ月、悔しい思いを忘れず挑んだが王者の壁は高かった。

 それでも、成長をみせる準優勝。これまでとは違う配球で臨んだほか、ポジションも総入れ替えするなど進化をみせた。

 2本の適時打で2点を許した4回には、大量失点につながる2死満塁のピンチで市川大地が左翼への安打制の当たりをスーパーキャッチ。バックもチームを盛り上げ最後まで戦い抜いた。

 石神遥樹主将は「慣れないポジションを守りながらチームみんなが頑張ってくれました」と最後は納得の表情をのぞかせていた。

◆「3位」大森ホワイトスネークスA・神谷ライオンズA

大森ホワイトスネークスA

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神谷ライオンズA

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<大森ホワイトスネークスA・小野田満監督>「上一色中は強かったね。(主力の)観音啓太をケガで欠いたのは痛かったよ」

<同・山本修司監督代行>「これだけ打てなければ勝てないよね。力不足でした。都少年王座決定戦までに鍛え直していい試合ができるようにしてきたい」

<同・西田陸人主将>「悪い流れのなか、自分がマスクを被っても流れを変えられず打たれてしまった。また、1から練習して王座決定戦では勝って行きたい」

<神谷ライオンズA・三村直保監督>「自滅でしたね。初回のけん制アウトで流れが止まってしまいました。昨年の決勝戦の相手だったのでリベンジできればと思っていましたが…」

<同・小林亮介主将>「(駿台の)2番手のピッチャーが速いテンポで投げて来るので、相手のペースになってしまい打ち崩すことができなかった」

 ▽決勝

上一色中 0001010|2

駿台学園中 101200x|4

(上)フォークナー騰真−冨安翔太

(駿)深沢鳳介−富田倖丞

 ▽準決勝

駿台学園中6−0神谷ライオンズA

上一色中9−0大森ホワイトスネークスA

(東京中日スポーツ)

 

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