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設楽悠2時間6分10秒目標 2・25東京マラソンで日本新だ

目標タイムを2時間6分10秒に設定し、抱負を語る設楽悠太=東京・丸の内で(福永忠敬撮影)

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 2月25日の東京マラソン(東京中日スポーツなど後援)の国内外の招待選手が22日、東京都内で発表され、ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太(26)=ホンダ=や、前回日本国内最高記録で優勝した前世界記録保持者のウィルソン・キプサング(35)=ケニア=らが名を連ねた。会見に出席した設楽は日本記録を6秒上回る2時間6分10秒を目標に掲げ、キプサングは2時間2分57秒の世界記録更新に挑む姿勢を見せた。

 世界屈指の高速レースにふさわしい実力者が、期待に違わぬ目標を堂々と掲げた。会見場に設置されたタイマーに「2時間6分10秒」の目標タイムを表示させた設楽は「皆さんが一番楽しみにしているのは日本記録更新だと思うので、この目標に設定した。絶対に抜く気持ちを忘れずにやれば抜けると思う」とキッパリ。2002年に高岡寿成(カネボウ)が樹立して以来15年以上破られていない日本記録の更新を力強く宣言した。

 この1年、期待に応えるだけの実績は残してきている。初マラソンだった昨年の東京マラソンで中間点を1時間1分55秒の超ハイペースで通過し、2時間9分27秒でフィニッシュ。さらに9月にはハーフマラソンで1時間0分17秒の日本記録を更新すると、8日後のベルリンマラソンでも2時間9分3秒の自己新記録。「マラソンの1週間、2週間前に試合に出るのは僕にとっては普通」。40キロ走は行わずに高速レースを重ねる独自のスタイルで記録を伸ばしてきた。

 同学年のライバルも刺激になっている。昨年12月の福岡国際マラソンでは大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が2時間7分19秒の日本歴代5位をマーク。「刺激になるし、この先日本代表を勝ち取るには大迫選手に勝たないといけない。昔は憧れだったが、今は目標。切磋琢磨(せっさたくま)しながらマラソン界を盛り上げたい」と対抗心をのぞかせる。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「彼が100%に近いパフォーマンスを出せば日本記録どころか2時間5分、4分台も出せる」と太鼓判を押す。設楽自身も「世界と勝負するためには4分、5分台を出さないといけないので、まずは日本記録更新を目指す」とあくまで通過点を強調。世界基準のスピードを東京で披露する。 (川村庸介)

 (東京中日スポーツ)

 

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