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【えりのあ とちぎ元気アップ】

キッチン食育 ギョーザ 進んで手作り

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 宇都宮市は「ギョーザのまち」で有名ですよね。私もギョーザが大好きな県民の一人です。

 先日、近所のお友だちと集まって、ギョーザを手作りしました。

 ママたちが、地元産のキャベツ、ニラ、ひき肉でたねを作り、たねが出来上がってから、みんなで皮に包んでいく作業をしました。

 約三百個を作り、その場で焼きたてを食べて、ギョーザパーティーをしました。一歳九カ月の長女にこちゃんは今回、食べるだけの参加かと誰もが思っていたのですが、自分からエプロンを着けてほしいとお願いし、手伝いを始めたじゃありませんか。

 まだギョーザを作ることはできないかと思っていましたが、皮の上にスプーンで具を置いてから手で包む、というやり方を教えてもらうと、にこちゃんは次から一人で作り始めました。

 大人たちは、にこちゃんが皮を破って遊び始めるかと思っていたので、真剣に作り始める姿に、みな驚きです。

 その後も集中して、たくさん作ってくれました。もちろん、形は、にこちゃんオリジナルですよ。

 夕食の時間も近づき、にこちゃんは途中からおなかがすいてしまい、皮を破り、遊び始めてしまいました。それを見た大人たちは「さっきの真剣に作っている姿は、まるで五歳児のようだったけど、やっと一歳児に戻ったようで、なんだか安心したね」と、皮で遊ぶにこちゃんの姿に、みな笑みがこぼれました。

 今回の手作りギョーザは、日本一おいしい思い出の味となりました。

 家では、プラスチックのおままごとセットで遊んでいましたが、一歳からでも本物のキッチンで、ママと一緒に「キッチン食育」を経験させてあげることは、とても大切なことだと思いました。

 子どもが手伝いをすると、汚したり手間がかかったりしますが、「やりたい」と思う気持ちを大切にし、優しく見守ってあげて、周囲の協力も得ながら、いろいろな体験をさせてあげたいと思いました。(シンガーソングライター)

 

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