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【ヒデキ!カンレキ!! 西城秀樹 感謝の歴史】

(22)野菜づくり 育てるつもりが癒やされ

イラスト・赤塚千賀子

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 「自分で育てた採れたて野菜はこんなにおいしいんだ!」。そう感じたのは、七年ほど前。NHKの番組「趣味の園芸 やさいの時間」に出演して収穫した野菜を食べたときです。

 脳梗塞が再発するまでの三年間、レギュラー出演しました。四季を通して野菜づくりの方法を伝える番組で、本当にたくさんの野菜づくりに取り組みました。

 最初、農園に足を運んだときは、違和感を抱きました。目の前が灰色ばかりだったことです。作業服もくわも長靴も、色がなくて白黒テレビのよう。それをカラーテレビに変えようと、おしゃれな服を取り入れ、くわの色もカラフルにしました。

 自分で育てた野菜は、大きくした苦労もあってよりおいしく感じ、農薬を使わないので安心です。子どもたちも、畑で採れたての旬の野菜は理屈抜きでおいしいと分かるらしく、喜んで食べます。以前は苦手だったカリフラワーも食べるようになりました。その姿を見て、さらに育てることの大切さを実感しました。

 還暦を迎えた二〇一五年四月十三日、埼玉県入間市の耕作放棄地に、僕がプロデュースした体験型市民農園がオープンしました。農薬を使わない安心・安全な野菜づくりを体験できます。

 敷地内にある古民家をクラブハウスにして、将来は料理教室を開く−。夢は膨らみますが、今は試行錯誤をしながら活動しています。今年は、日本ではあまり栽培されていない本場のキムチ用のトウガラシづくりに挑戦しています。

 世話をしているつもりが癒やされる。野菜づくりはお勧めですよ。

       ◇

 体験型市民農園の情報はフェイスブック「百果百菜」で発信中。

 

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