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【特定秘密保護法】

国会議員が運用監視 秘密法 情報監視審査会

 衆院情報監視審査会の二〇一六年年次報告書で、情報入手の前に特定秘密に指定したり、政府職員の記憶や知識を特定秘密に指定したりして、行政文書が存在しない事例が明らかになりました。こうした特定秘密の指定に疑問を呈した審査会の役割をおさらいしました。 (篠ケ瀬祐司)

 Q どんな組織なの?

 A 衆参両院にあり、それぞれ八人の与野党議員で構成しています。

 Q 設置の経緯は。

 A 重要情報が漏れないようにすることを目的に、特定秘密保護法が二〇一四年十二月に施行されました。この法律は国民の「知る権利」を侵す恐れがあり、国会による監視が必要だとの理由から、両院に常設機関として置かれました。

 Q 活動の内容は。

 A 秘密のリスト「特定秘密指定管理簿」などを手がかりに、各省庁から特定秘密に指定した理由を聴き、法律が正しく運用されているかどうかを調べます。結果をまとめた報告書を毎年一回、それぞれの議長に提出します。

 Q 権限は強いの?

 A 特定秘密の提出を要求できますが、政府は安全保障に著しい支障を及ぼす恐れがあるとして拒めるため、十分な監視ができないとの指摘もあります。

 審査会メンバー

 (敬称略)

 【衆院】

額賀福志郎=会長

岩屋毅

平沢勝栄

今津寛

大塚高司(以上自民)

井出庸生

後藤祐一(以上民進)

漆原良夫(公明)

 【参院】

中曽根弘文=会長

猪口邦子

上月良祐

佐藤正久(以上自民)

石橋通宏

大野元裕(以上民進)

石川博崇(公明)

仁比聡平(共産) 

 

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