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【鉄学しましょ】

命名センスに脱帽 古今亭駒次さん

写真

 「京(けい)コンピュータ前」は、神戸の三宮と神戸空港を結ぶポートライナーの駅。「前駅」はピンポイントであることが宿命ですが、中でもピンポイントすぎる駅として有名です。

 駅名を聞くと、駅の前に家庭用パソコンがちょこんと置かれているのを想像してしまいますが、そうではありません。スーパーコンピューター「京」を運用する理化学研究所の建物=写真(左)=が駅前にあるのです。

 「京」は、ビルのワンフロアを埋めてしまうような巨大なコンピューター。駅名を「理化学研究所前」とせず、世界に誇るスパコンの名にしたところに、命名者のハイレベルな「前駅」センスを感じます。

 改札から建物の玄関まで232メートル。京コンピューター本体までの距離を測定したかったのですが、見学には申し込みが必要とのこと。ロードメジャーを転がしながら現れたのですから怪しまれても仕方ありません。スワローズの帽子をかぶっていたのも、兵庫県ではマイナスだったでしょう。

 ポートライナーは、海を渡り、高速道路やビルの合間を縫って、宇宙船のように走ります。運転士がいないので、前面の展望も独り占めですよ。

 

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